車の処分・廃車手続き
車の処分は、ごみに出すのではなく登録を消す手続きです。 四輪の窓口は運輸支局か軽自動車検査協会で、名前も永久抹消登録・一時抹消登録・解体届出・解体返納と分かれます。 どれに当たるかは、車体が残るかどうかと車種でほぼ決まります。 125cc以下の原付だけは市区町村の窓口で、ここは自治体ごとに扱いが変わります。
車種と状況から手続きを引く
車種と、いまの状況を選ぶと、手続きの名前・窓口・手数料・持っていくものが出ます。 全22通りの一覧も同じページに載せてあるので、選ばずに探すこともできます。
読み物からたどる
- 1 車を解体した(車体はもう残らない) 永久抹消登録です。手数料は無料。重量税の還付を受けるなら、この申請と同時に還付申請書を出します
- 2 しばらく乗らないだけ。車体は手元に残す 一時抹消登録です。窓口500円・オンライン450円。ナンバープレートは返納します
- 3 一時抹消はもう済んでいて、そのあと解体した 解体届出です。永久抹消登録ではありません。手数料は無料
- 4 処分したいのは軽自動車(黄色ナンバー) 窓口が軽自動車検査協会に変わり、手続きの名前も解体返納・自動車検査証返納届になります
- 5 処分したいのはバイク 排気量で窓口が3つに分かれます。125cc以下は市区町村、それより上は運輸支局。軽自動車検査協会ではできません
- 6 処分したいのは125cc以下の原付 市区町村の窓口です。15自治体を並べた比較表つき。ナンバープレートをなくしたときの扱いが自治体で4通りに分かれます
- 7 捨てるのではなく、売る・人に譲る 移転登録です。捨てるときと必要書類が違い、相手側の書面も要ります。手数料は窓口700円・OSS600円
- 8 いくらかかるのか、いくら戻るのかを先に知りたい 登録手数料・リサイクル料金・還付の3つに分けて整理しています
- 9 売ったお金に税金がかかるのか知りたい 国税庁は「通勤用の自動車」を、譲渡による所得が課税されない生活用動産として挙げています
- 10 「廃車証明書」を出すよう言われた その名前の書類は制度上ありません。場面ごとに何が交付されるかの対応表です
編集部の見解
手続きそのものは、ほとんど無料
国土交通省の登録・検査手数料一覧表(令和8年4月1日現在)では、永久抹消登録は無料、 一時抹消後の解体届も無料です。有料なのは一時抹消登録の500円(オンラインなら450円)だけ。 軽自動車の解体返納も無料です。廃車が高くつくと言われるとき、金額の大半は業者の代行費か、預託が済んでいるはずの リサイクル料金の扱いのほうにあります。
額は年度で改定されます。上の数字は令和8年4月1日現在の一覧に基づくものです。 費用のページに内訳を出しています。
編集部の見解
原付で割れるのは、ナンバープレートをなくしたとき
125cc以下の原付だけは窓口が市区町村です。15自治体の公式案内を並べたところ、持ち物はほぼ同じなのに、 ナンバープレートを返せないときの答えが4通りに分かれました。 渋谷区・世田谷区・杉並区・豊島区・北区・大田区・江戸川区は弁償金(多くは200円)、札幌市は紛失なら不要、福岡市は理由書、さいたま市・京都市・大阪市は警察の受理番号。 1つの自治体の案内を読んでいる限り、自分のところがどれなのかは分かりません。
比較は当サイトが各自治体の公式案内から2026-08-06・2026-08-10に集めたものです。手続きの正は各自治体の公式案内です。
手数料の一覧
| 手続き | 手数料 |
|---|---|
| 永久抹消登録 | 無料 |
| 一時抹消登録 | 窓口申請 500円/OSS 450円 |
| 解体届出 | 無料 |
| 軽自動車の廃車手続き | 解体返納 無料/自動車検査証返納証明書の交付を受ける場合 1件につき450円 |
| バイクの廃車手続き | 125cc以下は市区町村へ確認/軽二輪の返納は国の登録手数料表に行なし/小型二輪の自動車検査証返納証明書交付は450円 |
| 原付の廃車手続き | 申告そのものの手数料は43自治体とも記載なし。ナンバープレートを返せない場合の弁償金は100円・150円・200円・250円・300円・500円の6通りで、東京23区は200円で揃う。ナンバーだけ作り直す再交付は、23区で17区、政令市で16市の額を確認でき、政令市側は10市が100円 |
| 車を売る・譲るときの必要書類 | 窓口申請 700円/OSS 600円 |
| 廃車証明書 | 自動車検査証返納証明書の交付 1件450円/登録事項等証明書 現在証明400円・詳細証明1枚目1,200円 |
普通自動車分は国土交通省の登録・検査手数料一覧表(令和8年4月1日現在)、軽自動車分は軽自動車検査協会の案内(2026-08-06確認)によります。 各ページに出典と確認日を記載しています。
手続きの一覧
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永久抹消登録|解体した車の登録を消す手続き
永久抹消登録は、リサイクル事業者に車を引き渡して解体処分した場合に行う手続きです。手数料は無料。自動車重量税の還付を受けたいときは、この申請と同時に還付申請書を出す必要があります。
窓口 全国の運輸支局等
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一時抹消登録|車体を残したまま登録を止める手続き
一時抹消登録は、自動車の使用を一時的に中止した場合に行う手続きです。車体は残ります。手数料は窓口500円、オンライン(OSS)450円。あとで解体したときは、別に解体届出が必要になります。
窓口 全国の運輸支局等(オンライン申請も可)
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解体届出|一時抹消したあとに解体したときの手続き
一時抹消登録が済んでいる車を解体したときの手続きが解体届出です。手数料は無料。自動車重量税の還付は、この届出と同時に還付申請書を出したものが対象になります。
窓口 全国の運輸支局等
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廃車の費用|手数料・リサイクル料金・戻ってくるお金
運輸支局に払う登録手数料は、永久抹消登録と解体届出が無料、一時抹消登録が窓口500円・OSS450円です(令和8年4月1日現在)。リサイクル料金は多くの場合すでに預託済みで、廃車時に払い直すものではありません。
窓口 運輸支局等/軽自動車検査協会
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軽自動車の廃車手続き|窓口も名前も普通車と違う
軽自動車の窓口は軽自動車検査協会です。解体したときは解体返納(無料)、しばらく乗らないだけなら自動車検査証返納届(返納証明書の交付を受ける場合は1件450円)になります。
窓口 使用の本拠の位置を管轄する軽自動車検査協会の事務所・支所・分室
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バイクの廃車手続き|排気量で窓口が3つに分かれる
125cc以下は市区町村の窓口、125cc超250cc以下(軽二輪)と250cc超(小型二輪)は運輸支局です。四輪の軽自動車と違い、軽自動車検査協会ではバイクの手続きはできません。
窓口 125cc以下は市区町村/125cc超は運輸支局
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原付の廃車手続き|東京23区と政令市20市・43自治体を並べると、割れているのはナンバーをなくしたとき
原付の廃車申告は市区町村の窓口で、手数料は原則かかりません。東京23区全区と政令市20市の43自治体を比べると、窓口も郵送の可否も分かれますが、いちばん割れるのはナンバープレートを返せないときの扱いです。23区は弁償金200円で揃う一方、政令市は額も、そもそも廃車で取るのか作り直すときだけ取るのかも分かれます。その再交付を政令市20市まで広げて調べたところ、額が確認できた16市のうち10市が100円でした。200円で揃うのは東京の相場で、全国の相場ではありません。
窓口 市区町村の税務窓口(名称は自治体で異なる)
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車を売る・譲るときの必要書類|捨てるときとは手続きが違う
売る・譲るときは移転登録、解体して手放すときは抹消登録です。移転登録の手数料は窓口700円・OSS600円で、譲渡証明書には譲渡人が実印を押します。印鑑登録証明書は新旧の所有者どちらも発行から3か月以内のものが要ります。
窓口 全国の運輸支局等(オンライン申請も可)
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車を手放したときの税金|出ていく税と戻ってくる税を分ける
国税庁は家具や衣服と並べて「通勤用の自動車」を生活に通常必要な動産として挙げており、その譲渡による所得は課税されません。逆に戻ってくる側は、解体まで進めた場合の自動車重量税と、抹消登録による自動車税(種別割)の減額です。
窓口 税務署(国税)/都道府県税事務所・市区町村(地方税)
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廃車証明書|正式名称が場面ごとに変わる書面の対応表
廃車証明書は通称です。普通車を一時抹消登録すると登録識別情報等通知書、軽自動車の一時使用中止では自動車検査証返納証明書(1件450円)が交付されます。提出先が求めているのがどれかを先に確かめると往復せずに済みます。
窓口 運輸支局等/軽自動車検査協会
車から外したものは、こちらの品目ページへ
バッテリーやタイヤを自分で外してから引き渡した場合、外した部品は車の手続きとは別に処分先を決めます。 どちらも家庭ごみとして集めない自治体が多い品目です。
掲載している手数料・手続きは、国土交通省・軽自動車検査協会・自動車リサイクル促進センター・国税庁・都道府県税事務所の公式案内に基づいて作成し、 各ページに出典と確認日を記載しています。年度で改定されるため、最終確認は各機関の公式案内でお願いします。 編集方針もあわせてご覧ください。