エアコンは室外機も含めて家電リサイクル法の対象です。粗大ごみには出せず、小売業者に引き取ってもらうか、自分で指定引取場所へ持ち込みます。取り外しには工事が必要で、その費用はリサイクル料金・収集運搬料金とは別にかかります。
制度の全体像は家電リサイクル法の4品目と、市区町村が集めない理由にまとめています。ここではエアコンに絞ります。
基準
横浜市が公開している対象・対象外の線引きです。
| 扱い | 具体例 |
|---|---|
| 対象 | 壁掛型のセパレートタイプと室外機 |
| 対象 | 床置型のセパレートタイプと室外機 |
| 対象 | ウインドタイプ(窓用) |
| 対象 | マルチエアコンと室外機 |
| 対象 | ガスヒーター・ハイブリッド型エアコン |
| 対象外 | 天井埋め込み型のエアコン、天井埋め込み型のマルチエアコン |
| 対象外 | 壁埋め込み型、パッケージエアコン |
分かれ目は建物に埋め込まれているかです。天井や壁に組み込まれたものは家電リサイクル法から外れ、建物側の設備として別の扱いになります。
判断の手順
- 埋め込み型かどうかを確かめる。天井埋め込み型・壁埋め込み型・パッケージエアコンは対象外
- 取り外しの工事を誰に頼むか決める。引取りと合わせて依頼できることが多い
- 買い替えるなら、新しいエアコンを買う小売業者に取り外しと引取りを頼む
- 処分だけなら、そのエアコンを買った小売業者に頼む
- 買った店がわからないときは市区町村の案内に従う。取り外し済みで自分で運べるなら、RKCの指定引取場所一覧で場所を調べて持ち込む
室内機だけ、室外機だけを別々に処分すると手間も費用も増えます。まとめて引き渡すほうが早く済みます。
自治体はどう案内しているか
| 自治体 | 案内 | 確認日 |
|---|---|---|
| 渋谷区 | 粗大ごみとしては出せない。小売店に引取りを依頼し、不明・廃業なら家電リサイクル受付センター(0570-087200)へ | 2026-07-26 |
| 横浜市 | 市では回収しない。自分で運べる場合は指定引取場所へ直接搬入、運べない場合は横浜家電リサイクル推進協議会などへ | 2026-07-26 |
| 大阪市 | 市では引き取り・収集・運搬を行わない。郵便局でリサイクル料金を支払い、指定引取場所への持込みか許可業者への運搬依頼 | 2026-07-26 |
迷いやすいケース
- 室外機だけ残っている — 室外機も対象です。室内機と分かれてしまった場合の扱いは引取先に確認してください
- 窓用エアコンを捨てたい — ウインドタイプは横浜市が対象として挙げています。室外機のないタイプでも対象です
- 賃貸で最初から付いていた — 建物の設備にあたるかどうかで扱いが変わります。処分の前に管理会社か所有者に確認してください
- 取り外しの費用が別だと知らなかった — 取り外し工事はリサイクル料金にも収集運搬料金にも含まれません。依頼するときに合計でいくらかを確かめてください
住んでいる市区町村の案内は自治体別のページから引けます。