消火器の捨て方
まず、捨て方の結論
消火器は家庭ごみ・粗大ごみとして収集しない。廃棄物処理法の広域認定制度に基づき、消火器リサイクル推進センターが全国共通で回収する仕組みがあり、特定窓口や指定引取場所へリサイクルシールを貼って持ち込むか、回収を依頼する。劣化・腐食したものは破裂の危険があるため、中身を出したり分解したりしない。
分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。
あなたの町では、どう出す?
消火器について、掲載済みの自治体の案内を確認できます。
お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。
- 区分
- 自治体では収集しない(渋谷区・横浜市・大阪市とも家庭ごみ・粗大ごみに出せない)
- 手数料
- リサイクルシール代のほか、回収を依頼する場合は収集運搬費等がかかる(金額は窓口による)
- 申込
- 消火器リサイクル推進センターの特定窓口・指定引取場所へ持込または回収依頼(事前に問い合わせる)
- 出す前の処理
- 2010年1月以降に製造された消火器にはリサイクルシールが付いている。付いていない古い消火器は既販品用リサイクルシールを購入して貼る
- 注意
- 劣化・腐食した消火器は破裂の危険があるため、訓練に使ったり中身を出したり分解したりしない(消火器リサイクル推進センター)
この記事の目次
消火器は、渋谷区・横浜市・大阪市のいずれも家庭ごみや粗大ごみとして収集しません。消火器リサイクル推進センターの制度で、特定窓口や指定引取場所へリサイクルシールを貼って持ち込むか、回収を依頼します。消火器リサイクル推進センターは、劣化・腐食した消火器は破裂の危険があるため、中身を出したり分解したりしないよう案内しています。
捨てる前の準備
リサイクルシールを確認します。2010年1月以降に製造された消火器にはリサイクルシールが付いています(消火器リサイクル推進センター)。付いていない古い消火器は、既販品用リサイクルシールを指定引取場所や特定窓口で購入して貼り付けます。消火器リサイクル推進センターのリサイクル窓口検索で、近くの特定窓口(販売代理店や防災・防犯事業者、全国に約5,000ヵ所)や指定引取場所(メーカー営業所や廃棄物処理業者、全国に約200ヵ所)を探し、事前に問い合わせます。
出し方の手順
- リサイクルシールの有無を確認する(付いていなければ既販品用リサイクルシールを購入して貼る)
- 消火器リサイクル推進センターのリサイクル窓口検索で、特定窓口や指定引取場所を探す
- 事前に問い合わせて、持ち込むか回収を依頼する(リサイクルシール代のほか、回収を依頼する場合は収集運搬費等がかかる)
- 自治体で分からないときは、渋谷区は製造元・販売店(不明なら清掃事務所)、横浜市・大阪市は消火器リサイクル推進センター等に相談する
やってはいけないこと
消火器リサイクル推進センターは、劣化または腐食している消火器は破裂の危険があるため、訓練に使ったり中身を出したりしないよう案内しています。さびや傷等がある消火器は作動させないよう求めています。渋谷区・横浜市・大阪市の家庭ごみや粗大ごみに出すこともできません。最終確認はお住まいの自治体公式と消火器リサイクル推進センターで行ってください。
自治体でどう変わるか
同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの3自治体の扱いを並べます。
この表には該当する自治体を掲載していません。処分できないという意味ではありません。自治体別ガイドや、お住まいの自治体の公式案内で確認してください。
| 渋谷区 | 区で収集できないもの。製造元や販売店に相談し、製造元や販売店が不明な場合は清掃事務所に相談する。 | 出典の案内 2026-07-21 確認 |
|---|---|---|
| 横浜市 | 市では消火器の収集を行っていない。廃消火器は(一社)日本消火器工業会が販売店と協力してリサイクルしており、リサイクルシールを使い、販売店等の特定窓口やメーカー営業所等の指定引取場所へ持込または回収依頼を行う。(株)消火器リサイクル推進センターに相談する。 | 出典の案内 2026-07-21 確認 |
| 大阪市 | 消火器はごみとしての廃棄はできない。販売店、製造元、(株)消火器リサイクル推進センター、大阪消火器設備協同組合、日本消火器工業会に相談する。 | 出典の案内 2026-07-21 確認 |
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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。
全国の主要都市での分別
消火器を、東京23区・政令指定都市・中核市の公式案内をもとに8市区でまとめました。 同じ品目でも自治体でこれだけ分かれます。詳しくは各自治体の公式案内でご確認ください。
消火器は、当サイトが自治体公式で確認した8市区のうち拠点回収・別回収が5市区、その他・要確認が3市区です(自治体ごとの表記を大分類に丸めた集計)。
| 区分(大分類) | 市区数 | おもな市区 |
|---|---|---|
| 拠点回収・別回収 | 5市区 | 千代田区・足立区・板橋区・文京区・宇都宮市 |
| その他・要確認 | 3市区 | 葛飾区・港区・台東区 |
自治体ごとの表記(「もえないごみ」「複雑ごみ」など)を当サイトが大分類に丸めた集計です。 元の表記と公式リンクは下の一覧に載せています。
この集計を引用するとき
出典を書けば引用して構いません。申請は要りません。
ゴミ辞典「消火器の捨て方」https://gomijiten.com/item/shokaki/(閲覧日を記入)
割合や件数だけを抜き出すと母数が消えます。消火器の全国集計(母数: 8市区・ゴミ辞典調べ) のように母数を添えてください。
数字は自治体と年度で変わります。守ってほしいことは引用・二次利用についてにまとめました。
よくある質問
Q消火器は何ごみですか?
消火器は家庭ごみ・粗大ごみとして収集しない。廃棄物処理法の広域認定制度に基づき、消火器リサイクル推進センターが全国共通で回収する仕組みがあり、特定窓口や指定引取場所へリサイクルシールを貼って持ち込むか、回収を依頼する。劣化・腐食したものは破裂の危険があるため、中身を出したり分解したりしない。
Q消火器の分別は自治体によって違いますか?
消火器は、当サイトが自治体公式で確認した8市区のうち拠点回収・別回収が5市区、その他・要確認が3市区です(自治体ごとの表記を大分類に丸めた集計)。 最終的な区分はお住まいの自治体の公式案内でご確認ください。
Q消火器は家庭ごみに出せますか。
出せません。渋谷区は「区で収集できないもの」、横浜市は市では収集しない品目、大阪市もごみとしての廃棄はできないと案内しています。消火器リサイクル推進センターの制度で処分します。
Qどこに持って行けばいいですか。
消火器リサイクル推進センターの特定窓口(消火器の販売代理店や防災・防犯事業者、全国に約5,000ヵ所)や指定引取場所(消火器メーカーの営業所や廃棄物処理業者、全国に約200ヵ所)です。同センターのリサイクル窓口検索で近くの窓口を探し、事前に問い合わせます。
Qリサイクルシールは必要ですか。
2010年1月以降に製造された消火器にはリサイクルシールが付いています。付いていない古い消火器は、既販品用リサイクルシールを指定引取場所や特定窓口で購入して貼り付けます。
Q中身が残った古い消火器はどうすればいいですか。
消火器リサイクル推進センターは、劣化または腐食している消火器は破裂の危険があるため、訓練に使ったり中身を出したりしないよう案内しています。さびや傷等がある消火器は作動させないよう求めています。
自治体ごとの一覧で見る
消火器を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。
同じ出し方になる品目
消火器と同じく、当サイトが確認した市区でいちばん多い区分が 拠点回収・別回収だった品目です。 同じ日にまとめて出せるかどうかは、お住まいの自治体の区分でご確認ください。
スプレー缶・危険物のほかの品目
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カセットボンベ
カセットボンベは中身を使い切り、他の缶やびんとは別の透明または半透明の袋に入れて出しますが、区分名と穴あけの案内は自治体で異なります。
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カッターの刃
カッターの刃は、当サイトが確認した18自治体のうち12自治体が燃やさない側の区分(不燃ごみ・燃えないごみ・燃やせないごみ・もえないごみ・金属陶器ガラスごみ・金物ガラス類)、3自治体が可燃と不燃を分けない区分(仙台市は家庭ごみ、相模原市は一般ごみ、大阪市は普通ごみ)だった。鹿児島市は金属類。横浜市は素材で、松山市は本体と刃で行き先が分かれる。紙に包むよう求める自治体が多く、袋に書かせる言葉は「キケン」と「危険」に割れる。
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スプレー缶
中身を使い切ってから出すのは共通だが、区分(資源・燃やすごみ・普通ごみ)や穴あけの要否は自治体で異なる。
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チャッカマン
チャッカマンはライターに準じて扱われ、中身のガスを使い切ってから出すよう共通して案内されていますが、区分と別袋・表示のルールは自治体で異なります。穴をあけずに出すことも複数の自治体が求めています。
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ペンキ
ペンキ(塗料)の中身の扱いは自治体で大きく分かれる。渋谷区は収集せず販売元や専門業者へ、横浜市も販売店へ相談。大阪市と名古屋市は少量なら布や紙に染み込ませて固めてから出す。空き缶・スプレー缶はさらに別の区分になる。
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ライター
ライターは21自治体のうち17自治体が中身を使い切るよう求める、この点だけは揃っている品目。一方でガスの抜き方は指示が正反対に分かれ、ガスを抜くよう案内する自治体と、穴あけを禁じる自治体がある。必ずお住まいの自治体の指示に従う。
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花火
花火は渋谷区・名古屋市が可燃ごみ、横浜市が燃やすごみ、大阪市が普通ごみで、4自治体とも燃やす区分です。いずれも水に浸してから出すよう求めており、大阪市は使用済みと未使用で書き分けています。
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割れたガラス
割れたガラスは、当サイトが確認した22自治体のうち17自治体が燃やさない側の区分(不燃ごみ・燃えないごみ・埋立・陶器ガラス金属など)、4自治体が可燃と不燃を分けない区分(仙台市と北九州市は家庭ごみ、相模原市は一般ごみ、大阪市は普通ごみ)だった。広島市は耐熱ガラスを不燃ごみ、その他のガラスを資源ごみに分けている。紙などに包んだうえで袋に表示するよう求める自治体が多く、書かせる言葉は6通りに分かれる。
この品目に関わる判断のきほん
出典
- 消火器リサイクル推進センター(処分の手順) 確認日 2026-07-21
- 消火器リサイクル推進センター(よくあるご質問) 確認日 2026-07-21
- 渋谷区(区で収集できないもの) 確認日 2026-07-21
- 横浜市(消火器の処理方法について) 確認日 2026-07-21
- 大阪市(なにわコール・消火器はどのように廃棄すればよいか) 確認日 2026-07-21