スプレー缶・危険物

灯油の捨て方

まず、捨て方の結論

19自治体とも液体の灯油を家庭ごみとして収集しない。行き先は販売店・購入店(15自治体)、専門業者(10自治体)、ガソリンスタンド(4自治体)。例外の受け皿を書いているのは3つで、京都市は移動式拠点回収(20Lまで)、熊本市は凝固剤で固めたものや廃油処理箱で吸収したものの環境工場への持ち込み、郡山市は少量を布紙等に浸して燃やしてよいごみ。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

あなたの町では、どう出す?

灯油について、掲載済みの自治体の案内を確認できます。

お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。

掲載自治体の比較表を見る ↓

区分
19自治体とも収集しません(販売店・購入店が15自治体、専門業者が10自治体、ガソリンスタンドが4自治体の案内)
出す前の処理
購入元や販売店を確認し、引き取りの可否を事前に問い合わせる。品川区・市川市はガソリンスタンド、目黒区は専門業者だけを案内している
注意
横浜市は火災予防や環境汚染等の観点から、自分で処分しないよう案内しています。郡山市の「少量なら布紙に浸して燃やしてよいごみ」は郡山市の案内であり、他の18自治体には同じ記載がありません
この記事の目次

灯油は、19自治体とも家庭ごみとして収集していません。呼び方は「区では収集しません」(渋谷区)、「収集できないもの」(京都市・大田区)、「処理困難物」(立川市・越谷市)、「市に出せないもの」(川口市)と割れますが、集積所に出せないことは全部で同じです。

行き先の案内は3通りです。販売店・購入店が15自治体、専門業者が11自治体、ガソリンスタンドが4自治体(小田原市・大田区・品川区・市川市)。複数を並べる自治体が多く、品川区と市川市はガソリンスタンドだけ、目黒区は専門業者だけを書いています。

例外の受け皿を書いているのは3自治体

京都市は「販売店に相談」に加えて、移動式拠点回収に20リットルまで出せると書いています。熊本市は液体のままは販売店へ相談としたうえで、凝固剤で固めたものや廃油処理箱で吸収したものは環境工場に直接持ち込める(ごみステーションには出せない)としています。郡山市は専門業者へとしつつ、少量であれば布紙等に浸して燃やしてよいごみに出せると書いています。

この3つはそれぞれの自治体の案内です。他の16自治体には同じ記載がなく、横浜市は「ご自身で処分するのではなく購入したお店などにご相談ください」と、自分で処分しない側に立っています。

捨てる前の準備

購入元や販売店を確認します。横浜市は「火災予防や環境汚染等の観点から、ご自身で処分するのではなく購入したお店などにご相談ください」と案内しています。あわせて横浜市消防は「消防署での処分は実施しておりません」と回答しています。ポリタンクも処分する場合は、中の灯油を使いきったうえで、お住まいの自治体のタンクの区分を確かめます。

出し方の手順

  1. 灯油を購入した店や販売元に連絡し、引き取りの可否を確認する(15自治体がここを最初に案内している)
  2. 購入店が分からないときは専門業者(10自治体)かガソリンスタンド(4自治体)へ相談する。横浜市は各区の資源循環局事務所への相談を案内している
  3. 京都市は移動式拠点回収(20リットルまで)、熊本市は固めた・吸収したものの環境工場への持ち込みが使える
  4. 空になったポリタンクは、灯油そのものとは別の区分で出す(横浜市は50cm未満がプラスチック資源・50cm以上が粗大ごみ、調布市・下関市は燃やせないごみ、市川市は18L未満が燃やすごみ・18L以上が大型ごみ)

やってはいけないこと

19自治体とも灯油を収集対象外としているため、家庭ごみの集積所には出せません。大阪市は灯油を廃油やガソリン、シンナー、塗料と並べて収集しないものに挙げています。

横浜市は、火災予防や環境汚染等の観点から自分で処分しないよう案内しています。消防署での処分も受け付けていません。郡山市の「少量なら布紙に浸して」は郡山市の案内で、他の自治体に当てはめないでください。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの19自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
渋谷区 区では収集しません。販売元や専門業者に依頼するよう案内しています。 出典の案内 2026-07-21 確認
横浜市 消防署での処分は行っていません。火災予防や環境汚染等の観点から、自分で処分せず購入した店などに相談するよう案内しています。 出典の案内 2026-07-21 確認
大阪市 収集しないものにシンナー・ガソリン・廃油・灯油・塗料を挙げています。販売店・メーカーなどに相談するよう案内しています。 出典の案内 2026-07-21 確認
目黒区 区では回収できないもの。専門業者へ依頼する。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
甲府市 処理できないため収集しないもの。購入先や専門業者に処理を依頼する。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
京都市 収集できないもの。販売店に相談。移動式拠点回収も可(20リットルまで)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
立川市 処理困難物(市での処理不可)。販売店または専門業者へ依頼。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
越谷市 市では収集できない(処理困難物)。販売店・専門処理業者へ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
福山市 収集・処理できません。販売店などに相談。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
熊本市 市が収集しないごみ。販売店などに相談する。廃油として凝固剤で固めたものや廃油処理箱で吸収したものは直接環境工場に持ち込める(ごみステーションには出せない)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
小田原市 収集できません。販売店や専門の処理業者へ。ガソリンスタンドへ相談、または専門の処理業者へ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
大田区 区では収集できないもの(オイルパックに入れた状態を含む)。ガソリンスタンド又は販売店・専門業者に相談する。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
川崎市 市で収集しないもの。購入店に相談。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
品川区 収集できません。ガソリンスタンドに問い合わせる。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
郡山市 収集しない(×)。専門業者へ。少量であれば布紙等に浸して燃やしてよいごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
川口市 市に出せないもの。販売店又は取り扱い業者へ相談する。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
調布市 市で回収できないもの(灯油・石油類)。販売店または専門業者に相談する。灯油タンク(ポリタンク)は燃やせないごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
市川市 市で収集や受入ができないもの(ガソリン、灯油、エンジンオイル(廃油)の項)。ガソリンスタンドに相談する。灯油ポリタンクは中身を残さず、18L未満は燃やすごみ、18L以上は大型ごみ(5個まで520円)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認
下関市 市では収集できないごみ(燃料(灯油など)の項)。販売店・専門業者へ相談する。ポリタンク(灯油用など)は燃やせないごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-11 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

全国の主要都市での分別

灯油を、東京23区・政令指定都市・中核市の公式案内をもとに3市区でまとめました。 同じ品目でも自治体でこれだけ分かれます。詳しくは各自治体の公式案内でご確認ください。

3市区の分別区分をひらく

東京23区(3)

千代田区 清掃事務所で収集できないもの(購入店に問い合わせる) 出典
足立区 区では収集できない(最寄りのガソリンスタンドへ相談) 出典
文京区 区では収集できない(購入店や製造メーカーへ相談) 出典

よくある質問

Q灯油は何ごみですか?

19自治体とも液体の灯油を家庭ごみとして収集しない。行き先は販売店・購入店(15自治体)、専門業者(10自治体)、ガソリンスタンド(4自治体)。例外の受け皿を書いているのは3つで、京都市は移動式拠点回収(20Lまで)、熊本市は凝固剤で固めたものや廃油処理箱で吸収したものの環境工場への持ち込み、郡山市は少量を布紙等に浸して燃やしてよいごみ。

Q灯油はごみとして出せますか?

19自治体とも家庭ごみとしては収集していません。行き先は販売店・購入店が15自治体、専門業者が10自治体、ガソリンスタンドが4自治体(小田原市・大田区・品川区・市川市)の案内です。京都市だけは移動式拠点回収に20リットルまで出せると書いています。

Q消防署で引き取ってもらえますか?

横浜市は「消防署での処分は実施しておりません」と回答しています。購入した店などに相談するよう案内しています。19自治体のどこも、消防署を引き取り先として案内していません。

Q問い合わせ先がわからないときはどうしますか?

横浜市は、問い合わせ先が分からないものについて各区の資源循環局事務所に相談するよう案内しています。

Q空になったポリタンクはどう出しますか?

中身を使いきってから出します。横浜市は一番長い辺が50センチ未満なら「プラスチック資源」、50センチ以上なら「粗大ごみ」。調布市と下関市は燃やせないごみ、市川市は18リットル未満が燃やすごみ・18リットル以上が大型ごみ(5個まで520円)です。タンクの区分は灯油そのものと別に決まっています。

お住まいの自治体で灯油を調べる

灯油について当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)と粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、灯油の行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

灯油を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

スプレー缶・危険物のほかの品目

この品目に関わる判断のきほん

出典