ゴミ辞典
小型家電 更新日 2026-08-21

インクカートリッジの捨て方

結論

使用済みインクカートリッジは、当サイトが確認した18自治体のうち8自治体が燃やす側の区分、3自治体が拠点回収、仙台市と北九州市が家庭ごみ、名古屋市がプラスチック資源、浜松市がもえないごみだった。杉並区と横浜市は区分と回収箱を併記し、さいたま市は市の収集品目に置いていない。販売店・郵便局・公共施設のいずれかの回収箱へ案内する自治体が17あり、区分だけを見て捨てると回収ルートを使い損ねる。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
自治体で分かれる(燃やす側8自治体/拠点回収3自治体/家庭ごみ2自治体/名古屋市はプラスチック資源/浜松市はもえないごみ/杉並区・横浜市は併記、さいたま市は収集品目に置いていない)
申込
不要(回収箱を使う場合は設置場所へ持ち込む)
出す前の処理
インクが漏れないよう袋に入れる案内が一般的。回収箱は純正品だけを対象にしている場合がある
注意
回収箱に入れられなかったときの受け皿が自治体で分かれる(大阪市は普通ごみ、横浜市は燃やすごみ、新宿区とさいたま市は市の収集対象外のまま)

使用済みインクカートリッジは、当サイトが18自治体の公式一覧で確認したところ、8自治体が燃やす側の区分(燃やすごみ・燃やせるごみ・可燃ごみ・もやせるごみ)、3自治体が拠点回収でした。仙台市と北九州市は家庭ごみ、名古屋市はプラスチック資源、浜松市はもえないごみです。杉並区と横浜市は区分と回収箱の両方を一覧に併記し、さいたま市は市の収集品目に置いていません。

区分より先に、回収箱があるかどうかで分かれる

18自治体のうち17自治体が、販売店・郵便局・公共施設のいずれかの回収箱に触れています。区分の欄が「燃やすごみ」でも、注記に「なるべく販売店の回収ボックスへ」と書かれている自治体が多く、区分の欄だけを見て袋に入れると回収ルートを使い損ねます。

回収箱に触れていないのは鹿児島市で、品目名「インクカートリッジ」に対して区分のもやせるごみだけが載っています。

箱に入れられなかったときの受け皿が4通りに分かれる

近くに回収箱がないときにどうするかは、自治体によって答えが違います。

新宿区とさいたま市の書き方では、回収箱に持ち込むことが前提になります。持ち込めない事情があるときは、区役所・市役所へ問い合わせる以外の道が一覧からは読み取れません。

対象メーカーの数え方が自治体で違う

回収箱の対象を、自治体がメーカー名で説明していることがあります。ここが揃っていません。

インクカートリッジ里帰りプロジェクトの公式サイトは、ブラザー、キヤノン、エプソン、日本HPの4社が共同で家庭用インクジェットプリンターの使用済みカートリッジを回収していると記載しています。豊中市の注記も同じ4社です。

これに対して新宿区の注記は、キヤノン、セイコーエプソン、デル、日本HP、ブラザー工業の5社を挙げ、その純正カートリッジが対象だとしています。デルを含む点が里帰りプロジェクトの記載と違います。さいたま市はメーカー名を挙げず、販売店または区役所・支所・公民館の専用回収ボックスへとだけ書いています。

どの箱に入れられるかは、箱の設置者が決めています。自治体の一覧に書かれたメーカーの並びをそのまま全国共通の条件として読まないでください。

名古屋市はプラスチック資源、浜松市はもえないごみ

区分そのものが他と違う自治体が二つあります。名古屋市は「インクカートリッジ(パソコンプリンター用)」をプラスチック資源としたうえで、販売店回収を利用するよう案内し、大手プリンターメーカーが所定の郵便局で回収していることにも触れています。浜松市はもえないごみで、あわせて使用済インクカートリッジの回収への協力を呼びかけ、回収対象品目を別に示しています。

同じ製品が、片方では資源、もう片方では燃やさないごみに入ります。どちらも回収箱への案内を並べている点は共通していて、自治体としては箱に入れてほしい品目という扱いが読み取れます。

出し方の手順

  1. お住まいの自治体の一覧で、区分の欄と注記の両方を読む
  2. 近くの販売店・家電量販店・郵便局・区役所などに回収箱があるか確かめる
  3. 箱がある場合は、箱の表示で対象メーカーと純正品かどうかの条件を確かめてから入れる
  4. 箱を使えない場合、大阪市は普通ごみ、横浜市は燃やすごみへ出す
  5. 江戸川区・札幌市・静岡市・豊中市・岡山市・松山市・鹿児島市・新潟市は燃やす側の区分へ出す
  6. 名古屋市はプラスチック資源、浜松市はもえないごみへ出す
  7. 仙台市・北九州市は家庭ごみへ出す

やってはいけないこと

インクが残っているカートリッジをそのまま裸で出すと、収集の作業や他のごみを汚します。袋に入れてから出してください。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。プリンター本体の出し方はプリンターの捨て方、自治体が収集しない品目の考え方は自治体が収集しないものにまとめています。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの18自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
新宿区 区では収集しない。注記は「キヤノン、セイコーエプソン、デル、日本HP、ブラザー工業の純正カートリッジが対象です。専用回収BOXに入れてください」で、5社の名前を挙げている。 公式案内 2026-08-21 確認
世田谷区 拠点回収。50音順一覧の区分欄が拠点回収で、インクカートリッジの廃棄方法のページを見るよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
杉並区 一覧の表記が2つ併記。品目名は「インクカートリッジ(使用済み)」で、可燃と拠点回収の両方が示されている。 公式案内 2026-08-21 確認
江戸川区 燃やすごみ。品目名は「インクカートリッジ(プリンタ)」で、なるべく販売店の回収ボックスへ出すよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
札幌市 燃やせるごみ。品目名は「インクカートリッジ(インクリボン)」。販売店に返却するか地区リサイクルセンターに出すと資源になり無料になる、と案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
仙台市 家庭ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、一部の郵便局や販売店などで店頭回収もあると案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
さいたま市 市の収集対象外の扱い。品目表の注記は「販売店または区役所・支所・公民館の専用回収ボックスへ」で、メーカー名は挙げていない。 公式案内 2026-08-21 確認
横浜市 一覧の表記が2つ併記。専用回収箱または燃やすごみで、区役所・図書館・行政サービスコーナーなどにある回収箱を使うよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
静岡市 可燃ごみ。葵区・駿河区と清水区のどちらも可燃ごみで、注意点は「なるべく販売店等の回収箱へ」。 公式案内 2026-08-21 確認
浜松市 もえないごみ。あわせて使用済インクカートリッジの回収への協力を呼びかけ、回収対象品目を別に示している。 公式案内 2026-08-21 確認
名古屋市 プラスチック資源。品目名は「インクカートリッジ(パソコンプリンター用)」。販売店回収を利用するよう案内し、大手プリンターメーカーが所定の郵便局で使用済みカートリッジを回収していることにも触れている。 公式案内 2026-08-21 確認
大阪市 拠点回収。回収ボックスを設置しており、拠点回収場所に持ち込めない場合は普通ごみへ出すよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
豊中市 可燃。品目名は「インクカートリッジ・インクリボン(パソコンプリンター用)」。注記はブラザー、キャノン、エプソン、日本HPの4社の家庭用の使用済みカートリッジを環境交流センター・本庁舎・庄内および新千里出張所などの回収箱へ、というもので、一部の家電量販店でも回収があるとしている。 公式案内 2026-08-21 確認
北九州市 家庭ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、できるだけ販売店へ持ち込むよう案内し、市役所・区役所にも回収箱があるとしている。 公式案内 2026-08-21 確認
岡山市 可燃ごみ。注記は「電気店等でのリサイクル回収があります」。 公式案内 2026-08-21 確認
松山市 可燃。品目名はプリンターのインクカートリッジおよびインクリボン(カートリッジ)で、なるべく支所等の回収箱へ出すよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
鹿児島市 もやせるごみ。品目名は「インクカートリッジ」で、回収箱への案内はない。 公式案内 2026-08-21 確認
新潟市 燃やすごみ。品目名は「インクジェットカートリッジ」で、販売店の回収ボックスも利用できると案内している。 公式案内 2026-08-21 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Qインクカートリッジは何ごみですか。

自治体で異なります。当サイトが確認した18自治体では、燃やす側の区分が8自治体(江戸川区・札幌市・静岡市・豊中市・岡山市・松山市・鹿児島市・新潟市)、拠点回収が3自治体(新宿区・世田谷区・大阪市)、家庭ごみが仙台市と北九州市、名古屋市はプラスチック資源、浜松市はもえないごみでした。杉並区と横浜市は区分と回収箱を併記し、さいたま市は市の収集品目に置いていません。

Q回収ボックスはどこにありますか。

自治体の案内で挙がる置き場所は三つに分かれます。販売店・家電量販店(江戸川区・札幌市・仙台市・静岡市・名古屋市・豊中市・北九州市・岡山市・新潟市)、郵便局(仙台市・名古屋市)、公共施設(横浜市は区役所・図書館・行政サービスコーナー、さいたま市は区役所・支所・公民館、北九州市は市役所・区役所、松山市は支所、豊中市は環境交流センター・本庁舎・出張所)です。

Q回収ボックスが近くにないときはどうしますか。

受け皿が自治体で分かれます。大阪市は拠点回収場所に持ち込めない場合は普通ごみへ、横浜市は専用回収箱または燃やすごみと併記しています。一方で新宿区とさいたま市は市の収集対象外の扱いのままで、ごみとして出す受け皿を品目表に書いていません。

Qどのメーカーのカートリッジが回収の対象ですか。

自治体の書き方が分かれます。インクカートリッジ里帰りプロジェクトの公式サイトはブラザー、キヤノン、エプソン、日本HPの4社が共同で回収していると記載しています。豊中市の注記も同じ4社ですが、新宿区の注記はキヤノン、セイコーエプソン、デル、日本HP、ブラザー工業の5社を挙げています。さいたま市はメーカー名を挙げず、販売店または区役所・支所・公民館の専用回収ボックスへとしています。

Q詰め替え品や他社製品も回収してもらえますか。

新宿区は「純正カートリッジが対象です」と明記しています。里帰りプロジェクトは家庭用インクジェットプリンターの使用済みカートリッジを4社共同で回収するものです。純正品以外の扱いは回収箱の設置者によって異なるため、持ち込む前に箱の表示を確認してください。

Qトナーカートリッジも同じですか。

当サイトが確認した18自治体の品目一覧では、項目名がインクカートリッジ、インクジェットカートリッジ、インクリボンのいずれかで、レーザープリンター用のトナーカートリッジを名指しした記載は見つかりませんでした。トナーはメーカーの回収に案内されることが多いため、製品の説明書かメーカーの回収窓口を確認してください。

Qプリンター本体はどうしますか。

本体は別の品目です。渋谷区は粗大ごみ、横浜市は燃やすごみ、大阪市は小型家電リサイクル回収と自治体で分かれます。出し方はプリンターのページにまとめています。

お住まいの自治体でインクカートリッジを調べる

インクカートリッジについて当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、インクカートリッジの行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

インクカートリッジを含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

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