シーリングライトは、品目一覧では「照明器具」で引ける自治体が多く、当サイトが17自治体で確認したところ10自治体が粗大ごみ側(粗大ごみ・大型ごみ)でした。さいたま市と浜松市は不燃側、相模原市と名古屋市は小型家電の回収です。江戸川区・神戸市・鹿児島市は、サイズ・重さ・部位で行き先が変わります。
粗大ごみへ回る境目が、長さ・袋・重さの3通りに分かれる
同じ「照明器具」でも、何を測って判断するかが揃っていません。
- 長さ30cm: 江戸川区(一辺30cm以上)・仙台市(おおむね30cm超)・名古屋市(30cm角超)・大阪市(最大の辺または径が30cm超)・広島市(最長の辺または最大径が30cm以上)
- 長さ60cm: 浜松市(60cm未満はもえないごみ)
- 指定袋と重さ: 神戸市(指定袋に入り5kg以下なら燃えないごみ、入らないか5kg以上なら大型ごみ)
- 分岐なし: 渋谷区・練馬区・札幌市・岡山市・北九州市・松山市は、サイズの条件を書かずに粗大ごみ側へ置く
天井から外したカバーは平たくて直径が大きく、重さは軽いという形をしています。長さで判断する自治体では粗大ごみ、重さで判断する神戸市では袋に入れば燃えないごみと、同じ物が反対側に落ちます。
相模原市と名古屋市は小型家電に入れている
相模原市の分別辞典は、照明器具を使用済小型家電としています。回収ボックスに持ち込めない場合または入らない場合の行き先として、長辺30cm未満は一般ごみ、30cm以上は粗大ごみ(400円)と書き添える形です。名古屋市も小型家電で、30cm角を超えるものだけを粗大ごみに回します。
仙台市と広島市は粗大ごみ側に置いたうえで、小型家電としても回収していると案内しています。回収ボックスへ持ち込めば手数料がかからない道があるかどうかは、区分の欄ではなく注記の欄に書かれています。
鹿児島市は解体して部位ごとに出す前提
鹿児島市の分け方・出し方ガイドには、照明の項目が並んでいます。
- 照明(傘の部分)〈ガラス製〉: もやせないごみ
- 照明(傘の部分)〈木・プラ製〉: もやせるごみ
- 照明(傘の部分)〈金属製〉: 金属類
- 照明(基盤): 金属類。電球・蛍光灯を外す
- 照明(金属部分): 金属類
- 照明(プラ部分): もやせるごみ
一つの照明器具が四つの区分に散ります。横浜市も素材で分岐を持っていて、金属製で30cm未満は小さな金属類、木製・プラスチック製で50cm未満は燃やすごみ、ガラス製で50cm未満は燃えないごみです。素材の欄が空欄の自治体では、この分け方は求められていません。
蛍光管を外した先が5通りに分かれる
「蛍光管・電球は外す」と書く自治体は多いのですが、外したものをどこへ出すかが揃いません。
- 渋谷区: 資源として出す
- さいたま市: 有害危険ごみ
- 浜松市: 特定品目
- 神戸市: 蛍光管の拠点回収
- 大阪市: 蛍光灯管は環境事業センターへ電話等で申込むと引き取りに来る
本体の区分だけ確かめて管を一緒に入れると、この段取りを飛ばすことになります。
LED一体型に別項目を置いている自治体
蛍光管や電球を外す前提は、LED一体型では成り立ちません。管が本体に組み込まれていて抜けないためです。この場合の答えを一覧に書いているのは、収録した17自治体のうち相模原市と鹿児島市でした。
相模原市は「照明器具(LED一体型)」を使用済小型家電に置いています。鹿児島市は「照明(LED一体型のスタンドライト、間接照明等)」を金属製とプラ製に分け、金属類ともやせるごみへ振り分けます。渋谷区は粗大ごみ手数料一覧の照明器具の類似品欄に、シーリングライト・LED照明・電気スタンドを並べています。
出し方の手順
- 天井から外し、電球・蛍光管が取り外せるかを見る
- 外せるなら外し、お住まいの自治体が指定する先(資源・有害危険ごみ・特定品目・拠点回収など)へ分ける
- 本体の最長の辺と重さを測る
- 江戸川区・仙台市・名古屋市・大阪市・広島市は30cm、浜松市は60cm、神戸市は指定袋と5kgで区分が分かれる
- 粗大ごみになるなら申込へ。渋谷区400円、仙台市400円、相模原市400円、北九州市300円、岡山市は戸別収集200円で持込み無料
- 相模原市・名古屋市は小型家電の回収ボックスへ持ち込む道もある
- 鹿児島市は傘・基盤・金属部分・プラ部分に分けて、それぞれの区分へ出す
やってはいけないこと
蛍光管を本体に付けたまま粗大ごみへ出さないでください。外すよう求める自治体が多く、外した先も自治体ごとに違います。LED一体型で管を抜けないときは、区分の欄ではなく一体型の項目があるかを先に探してください。
区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。管や球そのものの出し方は蛍光灯の捨て方と電球の捨て方、小型家電の回収ボックスの考え方は小型家電リサイクルにまとめています。