ゴミ辞典
スプレー缶・危険物 更新日 2026-08-21

割れたガラスの捨て方

結論

割れたガラスは、当サイトが確認した22自治体のうち17自治体が燃やさない側の区分(不燃ごみ・燃えないごみ・埋立・陶器ガラス金属など)、4自治体が可燃と不燃を分けない区分(仙台市と北九州市は家庭ごみ、相模原市は一般ごみ、大阪市は普通ごみ)だった。広島市は耐熱ガラスを不燃ごみ、その他のガラスを資源ごみに分けている。紙などに包んだうえで袋に表示するよう求める自治体が多く、書かせる言葉は6通りに分かれる。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
自治体で分かれる(燃やさない側17自治体/可燃と不燃を分けない区分4自治体/広島市は耐熱と分けて資源ごみ)
申込
不要。それぞれの区分の収集日に出す。仙台市はおおむね30cm超、名古屋市は30cm角超、大阪市と広島市は30cmを超えると粗大ごみ側
出す前の処理
紙で包んでから袋に入れる。包む材の指定は新聞紙・厚紙・厚手の紙・丈夫な紙に分かれ、広島市だけは包まずにじょうぶな袋へ入れる
注意
袋に書く言葉が6通りに分かれる。「キケン」7自治体/「危険」3自治体/「割れ物」「われもの」3自治体/「品名」1自治体(横浜市)/「ガラスが入っていること」1自治体(相模原市)/表示の記載なし7自治体

割れたガラスは、当サイトが22自治体の公式一覧で確認したところ、17自治体が燃やさない側の区分でした。仙台市と北九州市は家庭ごみ、相模原市は一般ごみ、大阪市は普通ごみと、可燃と不燃を分けない区分に入れています。広島市だけは、耐熱ガラスと分けてその他のガラスを資源ごみに集めています。

袋に書く言葉が6通りに分かれる

紙に包んで袋に表示する、という手順自体は多くの自治体が共通して書いています。ところが書かせる言葉が揃いません。

横浜市と相模原市は、危険を示す言葉を書かせません。横浜市のガラス片の欄は「新聞紙等に包み、品名を表示する」で、相模原市は「ガラスが入っていることを表示してお出しください」です。何が入っているかを書かせれば足りるという設計で、危険という語に頼っていません。

松山市は「刃物」・「われもの」等と、二つの言葉を並べて示しています。

包む材の指定も揃っていない

広島市だけは、包む指示ではなく袋の指示です。耐熱ガラスは「透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れて出す」、その他のガラスは「じょうぶな袋に入れて出す」と書かれています。

広島市はガラスを資源として集めている

広島市の家庭ごみ50音事典には、ガラスの項目が二つあります。耐熱ガラスは不燃ごみその他のガラスは資源ごみです。分けている理由も書かれていて、耐熱ガラスは溶解温度が違うため、他のガラス類と一緒にリサイクルできないためです。

収録した22自治体で、割れたガラスを資源として集めているのは広島市だけでした。手元の破片が耐熱ガラスかどうかは、鍋のふたや耐熱皿なら製品の表示で分かります。

区分名にガラスが入っている自治体

新宿区の区分名は「金属・陶器・ガラスごみ」、松山市は「金物・ガラス類」です。どちらも可燃・不燃という言い方ではなく、素材の名前で区分を立てています。松山市の金物・ガラス類は隔週収集で、刃物と割れたガラスが同じ袋に入る設計です。他のごみとは別の収集日になります。

表示を貼る場所を指定する自治体

神戸市の早見表は「紙にくるんで、外からわかるように指定袋に『キケン』と貼ってください」と、貼る場所まで書いています。仙台市は「厚手の紙などに包み、指定袋に『危険』と表示」したうえで、指定袋には他の家庭ごみと一緒に入れられると添えています。千葉市は「紙で包み『危険』と書いて不燃ごみ指定袋へ(指定袋に入る場合)」と、袋に入るかどうかを条件にしています。

包んだ紙に書くのか、袋に書くのかで、収集する人から見えるかどうかが変わります。

大きいガラスは粗大ごみに回る

板ガラスや窓ガラスは、大きさで行き先が変わります。

出し方の手順

  1. 破片を集めるときは、厚手の手袋を使い、細かい粒はガムテープなどで取る
  2. お住まいの自治体が指定する材(新聞紙・厚紙・厚手の紙・丈夫な紙)で包む
  3. 広島市は包まずに、透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れる
  4. 袋に、自治体が求める言葉を書く(キケン・危険・割れ物・われもの・品名・ガラスが入っていること)
  5. 神戸市は外からわかるように指定袋に貼る
  6. 30cmや50cmを超える板ガラス・窓ガラスは、粗大ごみの申込へ回す

やってはいけないこと

裸のまま袋に入れないでください。袋が破れて、収集する人の手が切れます。表示についての記載がない自治体でも、包んで中身が分かるようにしておくほうが安全です。

飲み終わったびんが割れた場合、資源のびんとして出せなくなる自治体があります。練馬区と江戸川区は「ガラス製品(割れたびん)」を不燃側の別項目に立てています。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。割れていないコップはガラスコップの捨て方、食器は食器の捨て方、鏡は鏡の捨て方、刃物はカミソリの捨て方にまとめています。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの22自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
新宿区 金属・陶器・ガラスごみ。品目名は「ガラスびん(破損、割れたもの)」で、この行に注意書きはない。同じ一覧の「鏡」の欄には、割れたものは新聞紙等に包んで「危険」と表示する記載がある。 公式案内 2026-08-21 確認
渋谷区 不燃ごみ。品目名は「ガラス製品」で、新聞紙などに包んで「キケン」の表示をして出す。 公式案内 2026-08-21 確認
世田谷区 不燃ごみ。品目名は「ガラス製品」で、紙に包んで「われもの」と表示する。 公式案内 2026-08-21 確認
杉並区 不燃。品目名は「ガラス製品(耐熱性を含む)」。不燃ごみの出し方の説明で、割れている物や鋭利な物(ガラス・刃物など)は厚手の紙などに包み「危険」と表示するよう求めている。 公式案内 2026-08-21 確認
練馬区 不燃ごみ。品目名は「ガラス製品(割れたびん)」で、新聞紙等に包んで「キケン」と表示する。別項目の「食器類(ガラス・陶器)」にも、割れている場合は同じ表示をする記載がある。 公式案内 2026-08-21 確認
江戸川区 燃やさないごみ。品目名は「ガラス製品(割れたびん)」で、新聞紙等に包んで「キケン」と表示する。「ガラス製品(食器・コップ等)」の欄にも同じ表示の記載がある。 公式案内 2026-08-21 確認
札幌市 燃やせないごみ(有料)。品目名は「ガラス・ガラス製品」で、厚紙などで包んで「キケン」と表示する。 公式案内 2026-08-21 確認
仙台市 家庭ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、厚手の紙などに包み、指定袋に「危険」と表示する。おおむね30cmを超えるものは粗大ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
さいたま市 不燃。品目名は「ガラス」で、割れたものは紙などに包み「割れ物」と書いて出す。「食器類(せともの・ガラス)」の欄にも同じ記載がある。 公式案内 2026-08-21 確認
千葉市 不燃ごみ。品目名は「ガラスくず(破片)」で、割れた物は紙で包み「危険」と書いて不燃ごみ指定袋へ入れる(指定袋に入る場合)。「ガラス板」「窓ガラス」にも同じ記載がある。 公式案内 2026-08-21 確認
横浜市 燃えないごみ。品目名は「ガラス片」で、新聞紙等に包み、品名を表示する。危険を示す言葉ではなく品名を書かせる形。 公式案内 2026-08-21 確認
相模原市 一般ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、品目名は「ガラス片」。危なくないよう新聞紙や厚紙などに包み、ガラスが入っていることを表示して出す。「ガラス板」「ガラス製品」は50cm以上が粗大ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
新潟市 燃やさないごみ。品目名は「ガラス製品(コップなど)」で、包み方や表示についての記載はない。 公式案内 2026-08-21 確認
浜松市 もえないごみ。60cm未満が条件で、割れたものは危なくないように紙等で包む。表示についての記載はない。 公式案内 2026-08-21 確認
名古屋市 不燃ごみ。品目名は「ガラス類」で、丈夫な紙等に包み「キケン」と表示する。30cm角を超えるものは粗大ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
大阪市 普通ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、品目名は「ガラス製品(コップ・花瓶など)」。厚紙などに包んで、袋に「キケン」と表示する。「板ガラス」「ガラス板」は最大の辺または径が30cm以内なら普通ごみ、超えると粗大ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
神戸市 燃えないごみ。品目名は「ガラス」で、紙にくるんで、外からわかるように指定袋に「キケン」と貼る。表示を袋の外側に貼らせる形。 公式案内 2026-08-21 確認
広島市 耐熱かどうかで2つに分かれる。耐熱ガラスは不燃ごみで透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れて出す。その他のガラスは資源ごみでじょうぶな袋に入れて出す。どちらも最長の辺の長さまたは最大径が30cm以上のものは大型ごみ。耐熱ガラスは溶解温度が違うため他のガラス類と一緒にリサイクルできないと理由も書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
北九州市 家庭ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、品目名は「ガラス」。新聞紙などに包んで出す。指定袋に入らない大きさのものは粗大ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
岡山市 不燃ごみ。品目名は「ガラスくず」で、新聞紙等で包んで出す。表示についての記載はない。 公式案内 2026-08-21 確認
松山市 金物・ガラス類。金物と刃物とガラスをまとめた独立の区分で、収集は隔週。刃物や割れたガラスは危なくないように紙で包み、「刃物」・「われもの」等と表示して袋に入れる。 公式案内 2026-08-21 確認
鹿児島市 もやせないごみ。品目名は「ガラスくず」で、包み方や表示についての記載はない。別項目の「ガラス」「ガラスケース」も、もやせないごみ。 公式案内 2026-08-21 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Q割れたガラスは何ごみですか。

自治体で異なります。当サイトが確認した22自治体では、17自治体が燃やさない側の区分(不燃ごみ・燃やさないごみ・燃えないごみ・燃やせないごみ・もえないごみ・もやせないごみ・金属陶器ガラスごみ・金物ガラス類)、4自治体が可燃と不燃を分けない区分(仙台市と北九州市は家庭ごみ、相模原市は一般ごみ、大阪市は普通ごみ)でした。広島市は耐熱ガラスを不燃ごみ、その他のガラスを資源ごみに分けています。

Q袋には何と書きますか。

書かせる言葉が分かれます。「キケン」が渋谷区・練馬区・江戸川区・札幌市・名古屋市・大阪市・神戸市、「危険」が杉並区・仙台市・千葉市、「割れ物」がさいたま市、「われもの」が世田谷区と松山市です。横浜市は危険を示す言葉ではなく品名を表示するよう書き、相模原市はガラスが入っていることを表示するよう書いています。新宿区・新潟市・浜松市・北九州市・岡山市・広島市・鹿児島市の該当項目には、表示についての記載がありませんでした。

Q何で包めばいいですか。

新聞紙を挙げるのが渋谷区・練馬区・江戸川区・横浜市・相模原市・北九州市・岡山市、厚紙が札幌市・大阪市・相模原市、厚手の紙が杉並区・仙台市、丈夫な紙が名古屋市です。世田谷区・千葉市・さいたま市・神戸市・松山市・浜松市は紙とだけ書いています。広島市は包む指示ではなく、透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れて出すよう案内しています。

Qガラスを資源として回収する自治体はありますか。

広島市がその形です。ガラスの項目を耐熱ガラスとその他のガラスに分け、耐熱ガラスは不燃ごみ、その他のガラスは資源ごみとしています。理由も書かれていて、耐熱ガラスは溶解温度が違うため他のガラス類と一緒にリサイクルできないためです。残る21自治体の一覧では、割れたガラスを資源として集める記載を確認できませんでした。

Q窓ガラスや板ガラスも同じですか。

大きさで分かれます。大阪市は板ガラス・ガラス板の最大の辺または径が30cm以内なら普通ごみ、超えると粗大ごみです。千葉市はガラス板と窓ガラスを不燃ごみとし、指定袋に入る場合という条件を付けています。相模原市はガラス板・ガラス製品の50cm以上を粗大ごみ、横浜市はガラス板・棒の50cm以上を粗大ごみ、新宿区は窓ガラスを粗大ごみとしています。

Q他のごみと同じ袋に入れてよいですか。

仙台市は、厚手の紙などに包み指定袋に「危険」と表示したうえで、指定袋には他の家庭ごみと一緒に入れられると書いています。神戸市は紙にくるんだうえで、外からわかるように指定袋に「キケン」と貼るよう求めています。松山市は金物・ガラス類という独立の区分で隔週収集のため、他のごみとは別の袋・別の収集日になります。

お住まいの自治体で割れたガラスを調べる

割れたガラスについて当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、割れたガラスの行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

割れたガラスを含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

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