カッターの刃は、当サイトが18自治体の公式一覧で確認したところ、12自治体が燃やさない側の区分でした。仙台市は家庭ごみ、相模原市は一般ごみ、大阪市は普通ごみと、可燃と不燃を分けない区分に入れています。鹿児島市は金属類。横浜市は素材で、松山市は本体と刃で行き先が分かれます。
松山市は本体と刃を別の区分に分ける
松山市の分別辞典には、カッターナイフの項目が二つあります。
- カッターナイフ(金属製): 金物・ガラス類。危なくないようにする
- カッターナイフ本体(プラスチック製): 可燃ごみ。刃は金物・ガラス類へ
プラスチックの本体は燃やすごみ、刃だけが金物・ガラス類です。金物・ガラス類は隔週収集の区分なので、本体と刃で収集日も変わります。
横浜市も素材で割れています。カッターナイフ(セラミック製)は燃えないごみ、カッターナイフ(金属製)は小さな金属類で、金属製の欄には「プラスチック製のものは、刃以外はプラスチック資源へ」と書かれています。
大阪市と千葉市も本体と刃の二項目を持っていますが、区分は同じです。大阪市は「カッターナイフ」と「カッターナイフの刃」がどちらも普通ごみ、千葉市は「カッター(刃を含む)」と「カッターナイフ」がどちらも不燃ごみです。
袋に書く言葉は「キケン」と「危険」に割れる
- 「キケン」: 渋谷区・世田谷区・札幌市・名古屋市・大阪市・神戸市
- 「危険」: 仙台市・新潟市・広島市
- 包む指示だけで表示の記載なし: さいたま市・相模原市・浜松市・岡山市・松山市
- 該当項目に包み方も表示も書かれていない: 新宿区・千葉市・横浜市・鹿児島市
新潟市は角括弧つきの【危険】という書き方で、品目名も「カッターの刃」と、刃のほうを項目に立てています。
新宿区はカッターの行だけ注意書きが空欄
新宿区の分別辞典で「カッター」の行を引くと、区分は金属・陶器・ガラスごみで、注意書きの欄は空欄です。同じ一覧の他の刃物には条件が付いています。
- ナイフ: 厚紙などで包み「危険」と表示してください
- 包丁: 厚紙などで包み「危険」と表示してください
- 針: 厚紙などで包み「危険」と表示してください
- アイスピック: 厚紙などで包み「危険」と表示してください
カッターだけが空欄という並びです。一覧に書いていないことを「包まなくてよい」と読み替えないでください。
「カッター」で引けない自治体がある
渋谷区と世田谷区の一覧には、カッター単独の項目がありません。渋谷区は「刃物」「ナイフ類」、世田谷区は「刃物」で引きます。広島市は「かみそりの刃/カッターナイフの刃」と、かみそりと同じ行にまとめています。
一方で、本体ではなく刃を項目名にしている自治体もあります。新潟市の「カッターの刃」、大阪市の「カッターナイフの刃」、千葉市の「カッター(刃を含む)」です。折った刃だけを捨てたいときは、こちらの項目を探してください。
包む材と、包んだあとの扱い
- 新聞紙: 渋谷区・相模原市・広島市・岡山市
- 厚紙: 世田谷区・札幌市・大阪市・相模原市・新潟市
- 厚手の紙: 仙台市
- 丈夫な紙: 名古屋市
- 紙とだけ書く: さいたま市・浜松市・神戸市
広島市は包んだあとの容器まで指定します。新聞紙などに包んでから、透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れて「危険」と書いて出す形です。神戸市は「紙にくるんで、外からわかるように指定袋に『キケン』と貼ってください」と、貼る場所を書いています。
出し方の手順
- 折った刃をまとめる。刃を折るときは、専用のケースか厚紙の中で折る
- お住まいの自治体が指定する材(新聞紙・厚紙・厚手の紙・丈夫な紙)で包む
- 松山市はプラスチックの本体と刃を分け、本体は可燃ごみ、刃は金物・ガラス類へ
- 横浜市はセラミック製を燃えないごみ、金属製を小さな金属類へ分ける
- 袋に、自治体が求める言葉を書く(キケン・危険)
- 広島市は透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れる。神戸市は指定袋の外から見えるように貼る
やってはいけないこと
刃をそのまま袋に入れないでください。袋を突き破って、収集する人の手が切れます。ペットボトルや空き缶に刃を溜める方法をすすめる案内は、収録した18自治体の一覧では確認できませんでした。自治体が書いている包み方に従ってください。
区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。かみそりの刃はカミソリの捨て方、包丁は包丁の捨て方、はさみははさみの捨て方にまとめています。