ゴミ辞典
スプレー缶・危険物 更新日 2026-08-22

炭・練炭の捨て方

結論

炭は、当サイトが確認した21自治体のうち16自治体が燃やす側のごみ、4自治体が可燃と不燃を分けない家庭ごみとして受け取っている。市の収集から外しているのは1自治体。ほとんどの自治体が受け取る一方で、火が残ったまま出さないための前処理を求めており、その指示の書き方が自治体で分かれる。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
自治体で分かれる(燃やす側16自治体/可燃と不燃を分けない家庭ごみ4自治体/市で収集しない1自治体)
手数料
札幌市は燃やせるごみが有料指定袋。仙台市の豆炭こんろは粗大ごみで、合計1.5m未満400円・1.5m以上800円
出す前の処理
火が残らないようにしてから出す。札幌市は「水に浸し、発火しないようにして」、仙台市は「しっかり水に浸してから」、大阪市は「水に浸し、完全に消火を確認」、枚方市は「水に湿らせて少量ずつ」、浜松市は「可能な限り細かく砕く(燃え尽きないため)」
注意
一度に多く出すことを想定していない自治体がある。大阪市は一時に多く出されると収集に支障をきたすほか有料収集になる場合があると書き、枚方市は少量ずつ、奈良市は45リットル袋を超えるものを大型ごみの欄に置き、高松市は量や素材で区分が変わると注記している

炭は、当サイトが21自治体の公式一覧で確認したところ、16自治体が燃やす側のごみ、4自治体が可燃と不燃を分けない家庭ごみとして受け取っていました。市の収集から外しているのは青森市だけです。

区分そのものはよく揃っています。割れているのは、出す前に何をするかです。

前処理の書き方が自治体で分かれる

「浸す」と書く自治体と「湿らせる」と書く自治体があり、大阪市は品目ごとに使い分けています。炭は「湿らせて」、練炭と灰は「浸して、完全に消火」です。火の残りやすさで表現を変えている形です。

浜松市の「可能な限り細かく砕く」は、収録した21自治体で他に例がありませんでした。理由が「燃え尽きないため」と書かれているとおり、焼却の工程に合わせた指示です。

青森市だけが市の収集から外している

青森市の品目名は「炭、石炭、木炭」で、区分は市で収集しないごみです。集積所には出せません。あわせて、自己搬入するときの手順が書かれています。

自己搬入する場合は、まず清掃工場へ搬入してください。性状等により清掃工場で処理できないものは、最終処分場へ搬入となる場合があります。(有料)

搬入先が2段階になる想定です。持ち込んだ先で断られる可能性まで書いてあるので、行く前に電話で確かめておくと往復が減ります。

まとめて出す量は、どの自治体も想定していない

キャンプやバーベキューの片付けで出る量は、一覧が想定している量を超えることがあります。

同じ炭でも、火消し壺いっぱいぶんと七輪1回ぶんでは扱いが変わります。大阪市と高松市は、量が増えた時点で有料の側に移ることを明示しています。

灰を別項目にしているのは大阪市

炭を燃やしたあとに残る灰について、独立した行を持っているのは大阪市だけでした。区分は普通ごみ、備考は「水に浸して、完全に消火して、お出しください。」です。

枚方市は少し違う形で灰に触れています。練炭火鉢を粗ごみに置いたうえで、備考に「中の灰は除いておく」と書いています。器具を出すときは、中身を先に処理してから、という指示です。

ほかの19自治体の一覧には灰の項目が見当たりませんでした。炭と同じ扱いになるかどうかは書かれていないので、当サイトでも決めつけません。

一覧で「炭」を引けない自治体がある

品目名が別の言葉になっている場合があります。

23区の3区がそろって「練炭」だけを載せているのは、この品目が家庭の暖房用として一覧に入った時期の名残と読めます。バーベキュー用の木炭で引くと空振りするので、練炭でも引いてみてください。

出し方の手順

  1. 火が消えたことを確かめる。表面が白くなっていても内側は熱を持っていることがある
  2. バケツや火消し壺の水に沈める。札幌市・仙台市・大阪市はここを明示している
  3. 完全に冷めるまで置く。大阪市は「完全に消火を確認してください」と書いている
  4. 水を切る。浜松市の区域では、可能な限り細かく砕く
  5. お住まいの自治体の品目一覧を「炭」「練炭」「木炭」で引き、区分を確認する
  6. 一度に出す量を分ける。大阪市・枚方市は少量ずつと書いている

やってはいけないこと

熱いまま袋に入れることはできません。収集車の中で発火する事故につながるため、各自治体が水に浸すよう書いています。土に埋めたり庭にまいたりする処分も、自治体の一覧が示している行き先ではありません。

炭を焼いた場所の灰も同じで、火種が残っている状態では出せません。大阪市は灰について「水に浸して、完全に消火して」と、炭本体より強い言い方をしています。

関連する品目

同じ「火が残っていないかを確かめてから出す」帯は花火の捨て方ライターの捨て方使い捨てカイロの捨て方にまとめています。炭を使う道具はカセットコンロの捨て方、市が収集しないごみの考え方は市区町村が収集しないもの、自治体で答えが割れる理由は自治体差はなぜ起きるのかで扱っています。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの21自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
新宿区 燃やすごみ。一覧に載っている品目名は「練炭」で、木炭・竹炭の項目はない。 公式案内 2026-08-22 確認
北区 可燃ごみ。一覧に載っている品目名は「練炭」。 公式案内 2026-08-22 確認
江東区 燃やすごみ。一覧に載っている品目名は「練炭」。 公式案内 2026-08-22 確認
札幌市 燃やせるごみ(有料指定袋)。出し方の欄は「水に浸し、発火しないようにして」。石炭も同じ扱い。 公式案内 2026-08-22 確認
青森市 市で収集しないごみ。品目名は「炭、石炭、木炭」。自己搬入する場合はまず清掃工場へ搬入し、性状等により清掃工場で処理できないものは最終処分場への搬入となる場合がある(有料)。 公式案内 2026-08-22 確認
仙台市 家庭ごみ。備考は「しっかり水に浸してから。」練炭・豆炭も家庭ごみ。別項目の「豆炭こんろ」は粗大ごみで、高さ・幅・奥行の合計が1.5m未満は400円、1.5m以上は800円。 公式案内 2026-08-22 確認
富山市 可燃ごみ。一覧に載っている品目名は「練炭」。 公式案内 2026-08-22 確認
浜松市 もえるごみ。品目名は「炭」で、内訳に木炭・竹炭・練炭・豆炭が挙げられている。出し方は「可能な限り細かく砕く(燃え尽きないため)」。 公式案内 2026-08-22 確認
名古屋市 可燃ごみ。備考欄に記載はない。 公式案内 2026-08-22 確認
大阪市 普通ごみ。備考は「できるだけ水に湿らせてお出しください。」一時に多く出されると収集に支障をきたすほか、有料収集(粗大ごみ)となる場合もあるため少しずつ分けて出すよう求めている。別項目の「炭の灰」は水に浸して完全に消火してから、「練炭」は水に浸し完全に消火を確認してから。 公式案内 2026-08-22 確認
吹田市 燃焼ごみ。注意点の欄に記載はない。同じ一覧では花火とマッチが有害ごみに置かれている。 公式案内 2026-08-22 確認
枚方市 一般ごみ。品目名は「炭(木炭・竹炭・豆炭・練炭等)」で、備考は「水に湿らせて少量ずつ一般ごみへ」。別項目の「練炭火鉢」は粗ごみで、中の灰は除いておく。 公式案内 2026-08-22 確認
岸和田市 普通ごみ。一覧に載っている品目名は「木炭」。 公式案内 2026-08-22 確認
尼崎市 燃やすごみ(区分欄の記号は「燃」)。一覧に載っている品目名は「練炭」で、指定袋に入れて出す。 公式案内 2026-08-22 確認
西宮市 もやすごみ。一覧に載っている品目名は「炭(豆炭)」。 公式案内 2026-08-22 確認
神戸市 燃えるごみ。品目名は「炭、木炭」。 公式案内 2026-08-22 確認
奈良市 燃やせるごみ。一覧の区分欄は「燃」で、大型ごみの欄には「45リットル袋超」と書かれている。 公式案内 2026-08-22 確認
鳥取市 可燃ごみ。一覧に載っている品目名は「練炭」。 公式案内 2026-08-22 確認
岡山市 可燃ごみ。「炭」はさ行、「練炭」はら行に別々に載っており、どちらも可燃ごみ。 公式案内 2026-08-22 確認
高松市 可燃ごみ、または臨時・粗大ごみ。品目名は「炭(練炭・豆炭・オガライト)」で印が付き、量や素材などによって分別区分が異なる場合があると注記されている。 公式案内 2026-08-22 確認
那覇市 もやすごみ。備考欄に記載はない。 公式案内 2026-08-22 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Qバーベキューで使った炭は何ごみですか。

当サイトが確認した21自治体では、16自治体が燃やす側のごみ、4自治体が可燃と不燃を分けない家庭ごみとして受け取っていました。市の収集から外しているのは青森市だけです。ただしどの自治体も、火が残ったまま出すことは想定していません。

Q火を消してから何日おけばいいですか。

日数を書いている自治体は、確認した21自治体には見当たりませんでした。書かれているのは方法です。札幌市は「水に浸し、発火しないようにして」、仙台市は「しっかり水に浸してから」、大阪市は「水に浸し、完全に消火を確認してください」と書いています。日数ではなく、水に浸して完全に消えたことを確かめるのが各自治体の指示です。

Q青森市はなぜ収集しないのですか。

青森市は「炭、石炭、木炭」を市で収集しないごみに置いています。理由の記載はありませんが、自己搬入する場合の手順は書かれていて、まず清掃工場へ搬入し、性状等により清掃工場で処理できないものは最終処分場への搬入となる場合がある(有料)としています。

Q炭を砕いてから出す必要はありますか。

浜松市が「可能な限り細かく砕く(燃え尽きないため)」と書いています。理由まで添えているのはこの市だけで、ほかの20自治体の一覧に砕く指示は見当たりませんでした。焼却炉で燃え尽きずに残ることを避けるための指示です。

Q炭の灰はどうしますか。

大阪市が「炭の灰」を別項目に立てていて、普通ごみとして、水に浸して完全に消火してから出すよう書いています。枚方市は練炭火鉢を粗ごみに置いたうえで、中の灰は除いておくよう求めています。ほかの自治体は灰を独立した項目にしていないため、炭と同じ扱いになるかどうかは自治体のごみ担当課で確認してください。

Qまとめて大量に出せますか。

まとめて出す前提の量は、多くの自治体が想定していません。大阪市は一時に多く出されると収集に支障をきたすほか、有料収集(粗大ごみ)となる場合もあるとして少しずつ分けて出すよう求め、枚方市は「水に湿らせて少量ずつ」と書いています。奈良市は45リットル袋を超えるものを大型ごみの欄に置き、高松市は量や素材によって区分が変わると注記しています。

Q一覧に「炭」が見つからないときはどうしますか。

項目名が違う場合があります。新宿区・北区・江東区・富山市・尼崎市・鳥取市は「練炭」でしか載っていません。西宮市は「炭(豆炭)」、岸和田市は「木炭」、高松市は「炭(練炭・豆炭・オガライト)」、浜松市は「炭」の内訳に木炭・竹炭・練炭・豆炭を並べています。練炭・木炭・豆炭でも引いてみてください。

お住まいの自治体で炭を調べる

炭について当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、炭の行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

炭を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

スプレー缶・危険物のほかの品目

出典

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