ゴミ辞典
生活用品 更新日 2026-08-21

レンガの捨て方

結論

レンガは、当サイトが確認した25自治体のうち13自治体が「市区では収集しない」「排出禁止」「処理困難物」として市の収集から外している。残りは粗大ごみが6自治体、通常のごみの区分で少量なら受け取るのが4自治体、手数料つきの別区分が1自治体、量や素材で分かれるのが1自治体。出せる自治体でも1回に出せる数に上限がある。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
自治体で分かれる(市区では収集しない13自治体/粗大ごみ6自治体/通常のごみの区分で少量なら可4自治体/手数料つきの別区分1自治体/量や素材で分かれる1自治体)
サイズの目安
岸和田市は最大辺30cm以下のものに限る。姫路市・広島市・尼崎市は「少量」を条件にしている
手数料
浜松市は連絡ごみ310円(土のう袋30リットル1袋までごとに)。札幌市の燃やせないごみは有料指定袋。相模原市・名古屋市・北九州市は粗大ごみの手数料が品目一覧または受付センターで決まる
申込
粗大ごみに回る自治体では必要。名古屋市・北九州市は事前申込制、相模原市は申込ではなく直接搬入のみ
出す前の処理
広島市は透明または半透明のじょうぶなポリ袋、札幌市はなるべく小袋、尼崎市は指定袋に入れず「小型ごみ」とメモをはる
注意
13自治体が市区の収集から外している。世田谷区は集積所に出す・公園等に撒く行為を不法投棄に該当すると書いている。尼崎市・岸和田市は、業者の工事によるものは家庭ごみとして受け取らないと明記している

レンガは、当サイトが25自治体の公式一覧で確認したところ、13自治体が市区の収集から外していました。「収集不可」「区が収集できないもの」「排出禁止」「持出禁止」「処理困難物」と書き方は違いますが、いずれも集積所には出せません。粗大ごみとして受け取るのが6自治体、通常のごみの区分で少量なら受け取るのが4自治体です。

半数以上の自治体が引き取らない

品目一覧で「区分」の欄が空欄になり、備考にだけ相談先が書かれている形が多いのが、この品目の特徴です。

世田谷区は理由まで書いています。土・砂・石・ブロック・レンガは廃棄物に該当しない、または清掃工場などのごみ処理施設の故障につながる恐れがある、というものです。あわせて、集積所に出したり公園等に撒く行為は不法投棄に該当すると注意しています。

出せる自治体でも、数え方が4通りに分かれる

受け取る自治体は、必ず量の上限を置いています。その数え方が揃っていません。

広島市の2、3個と相模原市の15個では、一度に片付けられる量が5倍以上違います。浜松市だけは個数を数えず、土のう袋に詰めた袋の数で手数料を決めます。袋の口が縛れない量や1人で持ち運べない量は2袋に分けるよう書かれています。相模原市は木材でも「1mのひもで束ねる量ごとに400円」という数え方をしていて、この市は量をまとまりで数える設計です。

「業者に頼んで置いたレンガ」は家庭ごみではない

同じレンガでも、誰が敷いたかで扱いが変わる自治体があります。

自分でホームセンターで買って並べたレンガと、外構工事で業者が敷いたレンガでは、行き先が変わります。工事のときに出たものは、その工事をした業者に引き取ってもらうのが自治体の想定です。

姫路市は同じ市の中で3つに分かれる

姫路市の一覧は、合併前の地域ごとに列が分かれています。レンガは、旧姫路市域が陶磁器・ガラス類、旧夢前町域・旧香寺町域・旧安富町域が不燃ごみ、旧家島町域が大型ごみ等です。市の名前だけで調べると、自分の住所の区分にたどり着けません。収録した25自治体で、市内で答えが3つに割れるのは姫路市だけでした。

那覇市はもう一つ別の形です。レンガは収集不可としながら、破片など少量でカケラに限りもやさないごみと書き添えています。割れて小さくなったものだけ、通常の収集に戻る道が残されています。

一覧で「レンガ」が見つからない自治体がある

項目名が別の言葉になっている場合があります。

枚方市の一覧には、レンガそのものとは別に七宝焼きの炉が「レンガが使用されているため」処理困難物として載っています。レンガが部品として入っているものも、同じ扱いに寄せられます。

出し方の手順

  1. お住まいの自治体の品目一覧を「レンガ」「れんが」「煉瓦」「ブロック」で引く
  2. 区分の欄が空欄でないか確かめる。空欄なら備考の相談先を読む
  3. 受け取る自治体なら、上限の数え方(個数・袋・最大辺の長さ)を確認する
  4. 上限に収まるなら、指定された袋や出し方に従う。広島市は透明または半透明のじょうぶなポリ袋、尼崎市は指定袋に入れず「小型ごみ」とメモをはる
  5. 粗大ごみに回る自治体は申込へ。名古屋市・北九州市は事前申込制、相模原市は申込ではなく直接搬入のみ
  6. 上限を超える量、または業者の工事で出たものは、施工業者・許可業者・販売店へ相談する

やってはいけないこと

集積所に置いていくことはできません。世田谷区は、集積所に出したり公園等に撒く行為を不法投棄に該当すると書いています。土に埋めたり庭にまいたりする処分も、同じ理由で自治体の想定から外れます。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。同じ「市が受け取らない」帯の品目は園芸用の土の捨て方にまとめています。植木鉢そのものは植木鉢の捨て方、市が収集しないごみの考え方は市区町村が収集しないもの、自治体で答えが割れる理由は自治体差はなぜ起きるのかで扱っています。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの25自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
新宿区 収集不可。備考欄に「専門事業者をご紹介します」と書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
北区 区が収集できないもの。購入したお店、メーカーに相談する。相談先が分からない場合は清掃事務所へ問い合わせる。 公式案内 2026-08-21 確認
練馬区 区では収集できません。メーカーまたは販売店に相談する。 公式案内 2026-08-21 確認
江戸川区 収集できません。専門業者に依頼する。 公式案内 2026-08-21 確認
世田谷区 区では収集できません。理由として、廃棄物に該当しない、または清掃工場などのごみ処理施設の故障につながる恐れを挙げている。区が把握している処理業者を専用ページに掲載しており、集積所に出したり公園等に撒く行為は不法投棄に該当すると注意している。 公式案内 2026-08-21 確認
江東区 家庭用のものは粗大ごみ。一覧には注意の印が付いており、清掃事務所に相談するよう書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
武蔵野市 収集不可。販売店または専門業者に問い合わせる。 公式案内 2026-08-21 確認
相模原市 粗大ごみ。品目名は「レンガ(1回につき15個まで)」で、直接搬入のみ可、戸別収集はできないと書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
札幌市 燃やせないごみ(有料)。出し方の欄は「なるべく小袋で」。 公式案内 2026-08-21 確認
青森市 粗大ごみ。「レンガ」と「ブロック(レンガを含む)」の両方の項目にある。自己搬入する場合はまず清掃工場へ搬入し、性状等により清掃工場で処理できないものは最終処分場への搬入となる場合がある(有料)。 公式案内 2026-08-21 確認
富山市 排出禁止。専門業者に相談する。問い合わせ先は「集積場に出せないごみ」のPDFに掲載されている。 公式案内 2026-08-21 確認
浜松市 連絡ごみ310円。土のう袋(30リットル)1袋までごとに1件で数え、袋の口が縛れない量や1人で持ち運べない量は2袋に分けるよう書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
名古屋市 粗大ごみ(事前申込制)。1回の収集で5個まで出せる。粗大ごみ受付センターへインターネットまたは電話で申し込む。 公式案内 2026-08-21 確認
吹田市 収集不可。購入先に相談する。有料と書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
枚方市 処理困難物。表記は「煉瓦(れんが)」で、ごみ処理(一般廃棄物)業者に依頼する。同じ一覧では七宝焼きの炉も「レンガが使用されているため」処理困難物に置かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
岸和田市 粗大ごみ。最大辺30cm以下のものに限り、業者施工によるものは収集不可と書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
尼崎市 金属製小型ごみ。1回に3個まで。業者による改修工事などで多量に出す場合は施工業者に処理をしてもらう。金属製小型ごみは指定袋に入れず「小型ごみ」とメモをはって出す。ブロック(コンクリートブロック・レンガブロックを含む)も同じ扱い。 公式案内 2026-08-21 確認
姫路市 旧市町の地域で3つに分かれる。旧姫路市域は陶磁器・ガラス類、旧夢前町域・旧香寺町域・旧安富町域は不燃ごみ、旧家島町域は大型ごみ等。備考は「家庭で使われた少量のものに限る 多量の場合は、許可のある収集運搬業者へ依頼、またはごみ処理施設へ直接持ち込んでください」。 公式案内 2026-08-21 確認
奈良市 収集も持込も不可。一覧の3つの区分すべてに×が付き、販売店又は処分業者に相談するよう書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
鳥取市 持出禁止。鳥取県東部環境クリーンセンター(不燃物処理施設)に問い合わせるよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
岡山市 市で収集できないもの。表記は「れんが」で、販売店か、取扱店へ相談する。 公式案内 2026-08-21 確認
広島市 不燃ごみ。表記は「れんが」で、少量ずつ(2、3個程度)、透明または半透明のじょうぶなポリ袋に入れて出す。一度に多量に出されると市では収集できず、自己搬入または許可業者へ依頼するよう書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認
高松市 臨時・粗大、または収集できないもの。品目名に印が付き、量や素材などによって分別区分が異なる場合があると注記されている。 公式案内 2026-08-21 確認
北九州市 粗大ごみ。事前申込制。 公式案内 2026-08-21 確認
那覇市 収集不可。ただし破片など少量でカケラに限りもやさないごみ、と書かれている。 公式案内 2026-08-21 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Qレンガは何ごみですか。

自治体で大きく分かれます。当サイトが確認した25自治体では、13自治体が「市区では収集しない」「排出禁止」「処理困難物」として市の収集から外していました。粗大ごみが6自治体(江東区・相模原市・青森市・名古屋市・岸和田市・北九州市)、通常のごみの区分で少量なら受け取るのが4自治体(札幌市・尼崎市・姫路市・広島市)、手数料つきの別区分が浜松市、量や素材で分かれるのが高松市です。

Q1回に何個まで出せますか。

受け取る自治体でも上限が分かれます。広島市が少量ずつ2、3個程度、尼崎市が1回に3個まで、名古屋市が1回の収集で5個まで、相模原市が1回につき15個までです。浜松市は個数ではなく土のう袋(30リットル)1袋までごとに310円という数え方で、岸和田市は最大辺30cm以下という大きさの条件を置いています。

Q花壇を壊して出たレンガをまとめて出せますか。

まとめて出す前提の量は、ほとんどの自治体が想定していません。広島市は一度に多量に出されると市では収集できないとして自己搬入または許可業者を案内し、姫路市は家庭で使われた少量のものに限ると条件を付けています。尼崎市は業者による改修工事などで多量に出す場合は施工業者に処理をしてもらうよう求めています。

Q業者に施工してもらった花壇のレンガはどうなりますか。

岸和田市は業者施工によるものを収集不可と書いています。尼崎市は分別辞典の前提として、家庭で使われていたものであっても業者の工事によるものは市では収集しないと明記しています。世田谷区は、土・砂・石・ブロック・レンガについて廃棄物に該当しない場合があることを収集しない理由に挙げています。

Q市が収集しない場合はどこに持って行けばいいですか。

案内先は自治体で違います。新宿区は専門事業者を紹介すると書き、世田谷区は区が把握している処理業者を専用ページに掲載しています。北区・練馬区・武蔵野市・岡山市・吹田市・奈良市は購入したお店や販売店、メーカーへの相談を案内します。鳥取市は鳥取県東部環境クリーンセンター(不燃物処理施設)、富山市は「集積場に出せないごみ」のPDFに載る専門業者を示しています。

Q一覧に「レンガ」が見つからないときはどうしますか。

項目名が違う場合があります。青森市は「ブロック(レンガを含む)」、尼崎市は「ブロック(コンクリートブロック・レンガブロックを含む)」でまとめており、枚方市と岡山市と広島市は「煉瓦」「れんが」の表記です。ブロック・コンクリート・煉瓦・れんがでも引いてみてください。

お住まいの自治体でレンガを調べる

レンガについて当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、レンガの行はそこで引けます。

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