パソコンのマウスは燃えないごみが原則です。当サイトが15自治体の公式で確認したところ、8自治体が燃えない側の区分でした。
ただし3自治体は小型家電の回収に回ります。大阪市と名古屋市はマウスを小型家電リサイクル回収の品目にしていて、郡山市は「パソコンの付属機器」として回収ボックスに出す扱いです。川崎市は小物金属、茨木市と熊本市は燃やす側、横浜市は素材で行き先が分かれました。
半分近くが「マウス」という項目を持っていない
15自治体のうち5自治体は、品目一覧にマウス単体の行がありません。横浜市・川崎市・市川市・大田区・郡山市は、パソコンの付属品をひとまとめにした項目で扱っています。
川崎市の項目名は長く、「パソコン周辺機器(アダプタ・ケーブル・マウス・キーボード・マザーボード・ハードディスクなどパソコン本体・モニターではない部分)」です。大田区は「パソコン周辺機器(パソコン内部機器を除く。)※30センチメートル未満のもの」で、注記にマウスと外付けHDDが例示されています。
自治体の辞典で「マウス」を引いて出てこないときは、パソコン周辺機器やPC周辺機器で引き直します。
まとめている自治体は素材で区分が変わる
パソコン周辺機器でまとめると、中身の素材はばらばらになります。そこで横浜市と川崎市は素材で行を分けています。
横浜市は金属製が小さな金属類(30センチメートル以上は粗大ごみ)、プラスチック製が燃やすごみ(50センチメートル以上は粗大ごみ)です。川崎市は素材別の行がなく、まとめて小物金属で、最長辺が30センチメートル以上なら粗大ごみになります。
多くのマウスは外側がプラスチックで中に金属の部品が入っています。横浜市の基準では、外から見える素材で判断することになります。判断がつかないときは市の窓口に聞いてください。
電池を抜く指示は自治体で書かれ方が違う
電池を使う無線マウスは、電池の扱いが別の問題になります。
調布市がいちばん詳しく、乾電池は有害ごみ、充電池は小型充電式電池、内蔵で取り外せない場合は本体ごと有害ごみと3段階に分けています。市川市は「充電式は絶縁処理してから小型充電式電池類へ」と絶縁まで指定しています。
茨木市と大阪市は電池を外すことだけを書いています。残る自治体はマウスの項目に電池の記載がありませんでした。記載が無くても、電池を入れたまま出すと収集車の火災につながります。抜けるなら抜いて出すほうが安全です。
回収ボックスは大きさに制限がある
小型家電の回収ボックスを案内している自治体は、投入口の寸法を書いています。
調布市は15センチメートル×30センチメートル未満、茨木市は35センチメートル×20センチメートルです。手元のマウスがこの投入口に入るなら、ごみの区分が不燃であっても回収ボックスを選べます。入らない大きさなら、区分どおりに出します。
茨木市はさらに宅配回収も案内していて、パソコンと同梱すれば無料になると書いています。マウス1つのために使う手ではありませんが、パソコンごと処分するときは選択肢に入ります。
マウスパッドは別の品目
同じ机の上にあるものですが、マウスパッドは区分が違います。立川市は燃やせるごみ、名古屋市は可燃ごみ、熊本市は燃やすごみです。
調布市だけは素材で分けていて、ゴム製・木製は燃やせるごみ、それ以外は燃やせないごみになります。裏がゴムで表が布のパッドをどちらに出すかは、市の窓口に確認するのが確実です。
出し方の手順
- お住まいの自治体の品目一覧で「マウス」を引く。無ければ「パソコン周辺機器」「PC周辺機器」で引き直す
- 電池式なら電池を抜く。充電池は絶縁してから電池の区分へ(調布市・市川市)
- 区分を確認する。大阪市・名古屋市・郡山市は小型家電の回収が第一の受け皿
- 回収ボックスを使う場合は投入口の寸法を見る(調布市15センチメートル×30センチメートル、茨木市35センチメートル×20センチメートル)
- 素材で区分が分かれる自治体(横浜市)は、外側の素材で行を選ぶ
- マウスパッドは別の項目で引き直す
やってはいけないこと
電池を入れたまま出すことはできません。調布市は乾電池と充電池の両方について「必ず抜き取ってから出してください」と書いています。取り外せない内蔵充電池のマウスを不燃ごみに出すのも、調布市の案内では有害ごみへ回すことになっています。パソコン本体とセットで引き取ってもらう予定があるなら、マウスだけ先に捨てないほうが手間が減ります。