ゴミ辞典
生活用品 更新日 2026-08-22

除湿剤の捨て方

結論

除湿剤は、当サイトが確認した18自治体のうち8自治体が燃やす側のごみ、7自治体がプラスチックの資源、2自治体が可燃と不燃を分けない家庭ごみ、1自治体が破砕ごみに置いている。分かれ目は品目名で、「除湿剤の容器」を項目名にしている自治体は、中の水を先に捨てたあとの容器だけを資源として受け取る。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
自治体で分かれる(燃やす側8自治体/プラスチックの資源7自治体/可燃と不燃を分けない家庭ごみ2自治体/破砕ごみ1自治体)
出す前の処理
中にたまった水を先に捨てる。札幌市は「水を捨て、かすを紙で拭き取る」、神戸市は「水を捨てて、汚れを取って」、吹田市は「水は抜いておく」、那覇市は「水がたまるものは水をこぼす」と書いている
注意
水や薬剤が残ったままだと資源から外れる自治体がある。江戸川区は内容物が付着している場合は燃やすごみ、浜松市は汚れているものはもえるごみ、相模原市は薬剤や汚れの落ちないものは一般ごみ、大阪市はプラスチック素材以外が含まれていれば普通ごみ

除湿剤は、当サイトが18自治体の公式一覧で確認したところ、燃やす側のごみが8自治体、プラスチックの資源が7自治体で、ほぼ半分に割れました。可燃と不燃を分けない家庭ごみが2自治体、破砕ごみが1自治体です。

分かれ目は素材ではなく、一覧の品目名です。「除湿剤」と書いている自治体は中身ごとの話をしていて、「除湿剤の容器」と書いている自治体は、水を捨てたあとの容器についてだけ書いています。

燃やす側と資源側が、ほぼ同数で並ぶ

高松市だけが破砕ごみに置いています。同じ一覧では書籍が紙・布、食器が破砕なので、除湿剤の容器を硬いプラスチックの側で見ている並びです。

品目名が「除湿剤」か「除湿剤の容器」かで、書いてある内容が変わる

同じ一覧でも、何について書いているかが違います。

容器を品目名にしている自治体は、中の水を先に捨てた前提で書いています。札幌市の出し方の欄は「水を捨て、かすを紙で拭き取る」、名古屋市の備考は「水を捨ててください。」、吹田市は「水は抜いておく」です。水が入ったまま資源に出す想定は、どの一覧にもありませんでした。

江戸川区と浜松市は、1つの品目を2行に分けています。江戸川区は「除湿剤」が燃やすごみ、「除湿剤の容器」が資源。浜松市は中身がもえるごみ、容器がプラスチック製容器包装です。中身と容器で行き先が変わることを、一覧の中で明示している形です。

たまった水の捨て先は、どの一覧にも書かれていない

前処理として「水を捨てる」と書く自治体は多くありました。書き方は自治体で違います。

ただし、その水をどこへ捨てるかを書いている自治体は、確認した18自治体には見当たりませんでした。台所へ流すのか、洗面所か、屋外かという分岐に一覧は触れていません。当サイトでも指定しません。書かれていないことを推測で埋めると、そこだけ出典のない情報になるためです。

汚れや薬剤が残ると、資源から外れる

資源に置いている自治体ほど、条件が付いています。

つまり、資源に出せるかどうかは自治体名だけでは決まりません。同じ相模原市でも、薬剤がこびりついた容器は一般ごみへ回ります。洗ってみて汚れが落ちなければ、燃やす側に出すのが各自治体の書き方に沿った判断です。

除湿剤と除湿機は別の品目

一覧では、電気で動く除湿機が別の行に置かれています。

「じょしつき」と入力して出てきた行が電気製品の側だった、という取り違えが起きやすい並びです。品目名の末尾が「剤」か「機」かを確かめてください。

出し方の手順

  1. お住まいの自治体の品目一覧を「除湿剤」「湿気取り」「水とり」で引く
  2. 出てきた品目名が「除湿剤」なのか「除湿剤の容器」なのかを確かめる
  3. 中にたまった水を捨てる。札幌市のように「かすを紙で拭き取る」と書いてある自治体は、そこまで行う
  4. 容器を洗う。汚れや薬剤が落ちない場合は、資源ではなく燃やす側の区分へ回す
  5. プラマークの有無を確認する。浜松市・相模原市はマークを見るよう書いている
  6. 指定された区分の袋に入れて出す

関連する品目

食品の袋に入っている粒状のものは乾燥剤の捨て方にまとめています(練馬区は除湿剤をシリカゲルとして乾燥剤と同じ行に置いています)。保冷剤は保冷剤の捨て方、プラスチックの資源に出せるかどうかの考え方は自治体差はなぜ起きるのかで扱っています。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの18自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
練馬区 可燃ごみ。品目名は「除湿剤(シリカゲル)」で、乾燥剤と同じ行にまとめられている。 公式案内 2026-08-22 確認
江戸川区 燃やすごみ。ただし「除湿剤の容器」は別項目で資源。洗って、内容物が付着している場合は燃やすごみ、と書かれている。 公式案内 2026-08-22 確認
渋谷区 資源。備考は「中の水は捨ててください。」 公式案内 2026-08-22 確認
札幌市 容器包装プラスチック(無料)。品目名は「除湿剤の容器」で、出し方の欄は「水を捨て、かすを紙で拭き取る」。 公式案内 2026-08-22 確認
仙台市 家庭ごみ。備考欄は空欄で、水の扱いについての記載がない。同じ一覧の「除湿器」は粗大ごみ(処理手数料400円)と別項目になっている。 公式案内 2026-08-22 確認
相模原市 プラ製容器包装。品目名は「除湿剤容器(プラスチック製)」で、プラマークを確認したうえで出す。薬剤や汚れの落ちないものは一般ごみ。別項目の「湿気取りの容器」も同じ扱い。 公式案内 2026-08-22 確認
浜松市 もえるごみ(中身)。容器は別行で、プラマーク有りならプラスチック製容器包装、汚れているものは「もえるごみ」。 公式案内 2026-08-22 確認
名古屋市 プラスチック資源。品目名は「除湿剤の容器」で、備考は「水を捨ててください。」 公式案内 2026-08-22 確認
大阪市 プラスチック資源。品目名は「湿気取り剤・湿気取り容器(プラスチック製)」で、プラスチック素材以外が含まれている場合は「普通ごみ」へ、と書かれている。 公式案内 2026-08-22 確認
吹田市 燃焼ごみ。品目名は「除湿剤の容器」で、注意点は「水は抜いておく」。 公式案内 2026-08-22 確認
枚方市 ペットボトル・プラスチック製容器包装。備考は「中身の水は捨てる」。別項目の「除湿シート」は一般ごみ。 公式案内 2026-08-22 確認
岸和田市 普通ごみ。備考欄に記載はない。 公式案内 2026-08-22 確認
神戸市 容器包装プラスチック。品目名は「湿気取り容器」で、備考は「水を捨てて、汚れを取って出してください。」 公式案内 2026-08-22 確認
西宮市 もやすごみ。同じ一覧の「除湿機」は粗大ごみで別項目。 公式案内 2026-08-22 確認
奈良市 燃やせるごみ。一覧の区分欄は「燃」で、資源の欄と大型ごみの欄はいずれも「×」。 公式案内 2026-08-22 確認
岡山市 可燃ごみ。出し方・ワンポイントの欄に記載はない。同じ一覧の「除湿器」は粗大ごみ(戸別収集手数料200円)で別項目。 公式案内 2026-08-22 確認
高松市 破砕ごみ。 公式案内 2026-08-22 確認
那覇市 もやすごみ。備考は「水がたまるものは水をこぼす」。 公式案内 2026-08-22 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Q除湿剤は何ごみですか。

自治体でほぼ半分に割れます。当サイトが確認した18自治体では、燃やす側のごみが8自治体(練馬区・江戸川区・浜松市・吹田市・西宮市・奈良市・岡山市・那覇市)、プラスチックの資源が7自治体(渋谷区・札幌市・相模原市・名古屋市・大阪市・枚方市・神戸市)、可燃と不燃を分けない家庭ごみが2自治体(仙台市・岸和田市)、破砕ごみが1自治体(高松市)でした。

Q中にたまった水はどこへ捨てればいいですか。

確認した18自治体の一覧には、どこへ捨てるかが書かれていません。書いてあるのは「水を捨てる」「水は抜いておく」「水をこぼす」という前処理の指示までです。捨て先を指定している自治体が見つからなかったので、当サイトでも決めつけません。判断が必要な場合は、お住まいの自治体のごみ担当課に確認してください。

Q容器だけを資源に出せばいいのですか。

一覧の品目名を見てください。札幌市・相模原市・名古屋市・吹田市・神戸市は品目名そのものが「除湿剤の容器」「湿気取り容器」で、中の水を捨てたあとの容器についてだけ書いています。一方で練馬区・江戸川区・渋谷区・西宮市・奈良市・岡山市・高松市・那覇市・岸和田市・仙台市・枚方市・大阪市・浜松市は「除湿剤」「湿気取り剤」という品目名で載せています。

Q水が残ったまま出すとどうなりますか。

資源として受け取らない自治体があります。江戸川区は内容物が付着している場合は燃やすごみ、浜松市は汚れているものはもえるごみ、相模原市は薬剤や汚れの落ちないものは一般ごみ、大阪市はプラスチック素材以外が含まれている場合は普通ごみ、と書いています。神戸市は「水を捨てて、汚れを取って出してください」と前処理そのものを求めています。

Qタンク型ではなくシートタイプの除湿剤はどうなりますか。

枚方市は「除湿シート」を別項目に立てて一般ごみとしています。ほかの17自治体の一覧には、シートタイプを分けた項目が見当たりませんでした。

Q一覧に「除湿剤」が見つからないときはどうしますか。

項目名が違う場合があります。神戸市は「湿気取り容器」、大阪市は「湿気取り剤・湿気取り容器(プラスチック製)」、相模原市は「湿気取りの容器」でも載せています。練馬区は「除湿剤(シリカゲル)」として乾燥剤と同じ行にまとめています。湿気取り・水とり・乾燥剤でも引いてみてください。

Q除湿機(電気で動くもの)も同じですか。

別の品目です。仙台市は除湿機を粗大ごみ(処理手数料400円)、岡山市は粗大ごみ(持込み無料・戸別収集手数料200円、フロン使用品は引取証明書の写しが必須)、西宮市は粗大ごみ、姫路市は大型ごみとして、除湿剤とは別の行に置いています。

お住まいの自治体で除湿剤を調べる

除湿剤について当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、除湿剤の行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

除湿剤を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

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出典

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