ゴミ辞典
生活用品 更新日 2026-08-21

乾燥剤の捨て方

結論

乾燥剤は、当サイトが確認した23自治体のうち17自治体が燃やす側の区分(可燃ごみ・燃やすごみ・もえるごみなど)、4自治体が可燃と不燃を分けない区分(仙台市と北九州市は家庭ごみ、大阪市は普通ごみ、相模原市は一般ごみ)だった。杉並区は不燃ごみ。名古屋市は乾燥剤(生石灰)を不燃ごみ、乾燥剤(シリカゲル)・脱酸素材を可燃ごみと、素材で分けている。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
自治体で分かれる(燃やす側17自治体/可燃と不燃を分けない区分4自治体/杉並区は不燃ごみ/名古屋市は素材で2つに分ける)
申込
不要(それぞれの区分の収集日に出す)
出す前の処理
小袋のまま出す自治体が多い。松山市は出し方の欄が「袋のまま」、広島市はじょうぶな紙袋かポリ袋に入れて出す
注意
名古屋市は生石灰の乾燥剤だけを不燃ごみとし、内袋に入れて水にふれないようにするよう求めている。「乾燥剤」の項目しかない自治体では素材の区別が示されていない

乾燥剤は、当サイトが23自治体の公式一覧で確認したところ、17自治体が燃やす側の区分(可燃ごみ・燃やすごみ・燃やせるごみ・もえるごみ・燃えるごみ・もやせるごみ)でした。仙台市と北九州市は家庭ごみ、大阪市は普通ごみ、相模原市は一般ごみと、可燃と不燃を分けない区分に入れています。杉並区は不燃ごみ。名古屋市は生石灰とシリカゲルで区分そのものを分けています。

生石灰かシリカゲルかで区分を分ける自治体がある

名古屋市の50音順一覧には、乾燥剤の項目が二つ並んでいます。「乾燥剤(生石灰)」は不燃ごみで、注意点の欄に「内袋に入れ、水にふれないようにしてください」と書かれています。もう一方の「乾燥剤(シリカゲル)・脱酸素材」は可燃ごみで、この条件は付いていません。同じ一覧の「シリカゲル(乾燥剤)」も可燃ごみです。

残る22自治体の一覧には、素材ごとに区分を分ける記載がありませんでした。手元の小袋が生石灰かシリカゲルかは、袋の表示を見れば分かります。ところが一覧の側が素材を分けていないと、どちらでも同じ区分でよいのか、それとも書き分けていないだけなのかが読み取れません。

杉並区は不燃ごみ

杉並区の品目名は「乾燥剤(脱酸素剤を含む)」で、区分は不燃ごみです。品目表だけでなく、不燃ごみという区分の説明のほうでも、カイロと並べて「カイロ・乾燥剤(脱酸素剤含む)」が例に挙げられています。品目表の記載ミスではなく、区分の設計としてそちら側に置いていることが二か所から読み取れます。

「シリカゲル」で引ける自治体と、「乾燥剤」でしか引けない自治体

項目の立て方も揃っていません。札幌市と大阪市は「乾燥剤」と「シリカゲル(乾燥剤)」の両方を、松山市は「乾燥剤」と「シリカゲル」の両方を持っています。練馬区・千葉市・静岡市・新潟市は項目名そのものが「乾燥剤(シリカゲル)」「乾燥剤(シリカゲルなど)」です。

一方で横浜市の一覧にはシリカゲル単独の項目がなく、引けるのは「乾燥剤」だけです。新宿区・渋谷区・世田谷区・江戸川区・杉並区・仙台市・さいたま市・相模原市・神戸市・広島市・北九州市・岡山市・鹿児島市・浜松市も同じで、項目名は「乾燥剤」です。お住まいの自治体の一覧で「シリカゲル」が見つからないときは、「乾燥剤」を引いてください。

燃やす側でも呼び方が6通りに分かれる

燃やす側に入れる17自治体でも、区分の名前は揃っていません。可燃ごみが渋谷区・世田谷区・練馬区・千葉市・静岡市・広島市・岡山市・松山市、燃やすごみが新宿区・江戸川区・横浜市・新潟市、燃やせるごみが札幌市、もえるごみがさいたま市・浜松市、燃えるごみが神戸市、もやせるごみが鹿児島市です。

可燃と不燃を分けない区分に入れている4自治体も、名前が三つに分かれます。仙台市と北九州市が家庭ごみ、大阪市が普通ごみ、相模原市が一般ごみです。

出し方に条件を付ける自治体

多くの自治体は注意点の欄が空欄ですが、条件を書いている自治体が三つありました。

浜松市の書き方は、素材を分けていない自治体で手元の袋をどう扱うかの手がかりになります。袋に印刷された注意書きを先に読んでください。

出し方の手順

  1. 小袋の表示を見て、シリカゲルか生石灰かを確かめる
  2. 名古屋市は、生石灰のものを内袋に入れ、水にふれないようにして不燃ごみへ出す
  3. 杉並区は、素材にかかわらず不燃ごみへ出す
  4. 燃やす側の17自治体は、それぞれの呼び方の区分の収集日に出す(可燃ごみ・燃やすごみ・燃やせるごみ・もえるごみ・燃えるごみ・もやせるごみ)
  5. 仙台市・北九州市は家庭ごみ、大阪市は普通ごみ、相模原市は一般ごみへ出す
  6. 広島市は、じょうぶな紙袋またはポリ袋に入れて出す

やってはいけないこと

一覧に「乾燥剤」としか書かれていないことを、素材を問わないという意味に読み替えないでください。名古屋市のように分けている自治体がある以上、書いていない自治体が同じ判断をしているとは限りません。生石灰の乾燥剤の扱いに迷うときは、お住まいの自治体へ確認してください。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。使い捨てカイロの分かれ方はカイロの捨て方、除湿機本体は除湿機の捨て方にまとめています。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの23自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
新宿区 燃やすごみ。品目名は「乾燥剤」で、素材による区別や注意点の記載はない。 公式案内 2026-08-21 確認
渋谷区 可燃ごみ。品目名は「乾燥剤」で、注記の欄は空欄。 公式案内 2026-08-21 確認
世田谷区 可燃ごみ。50音順一覧の「か」に「乾燥剤」として載る。 公式案内 2026-08-21 確認
杉並区 不燃ごみ。品目名は「乾燥剤(脱酸素剤を含む)」。不燃ごみの区分の説明でも、カイロと並べて乾燥剤(脱酸素剤含む)が例に挙げられている。 公式案内 2026-08-21 確認
練馬区 可燃ごみ。品目名は「乾燥剤(シリカゲル)」で、項目名にシリカゲルを含む。 公式案内 2026-08-21 確認
江戸川区 燃やすごみ。品目名は「乾燥剤」で、素材による区別の記載はない。 公式案内 2026-08-21 確認
札幌市 燃やせるごみ。「乾燥剤」と「シリカゲル(乾燥剤)」の2項目があり、どちらも燃やせるごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
仙台市 家庭ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、品目名は「乾燥剤」。 公式案内 2026-08-21 確認
さいたま市 もえるごみ。50音順の品目表に「乾燥剤」として載り、注記の欄は空欄。 公式案内 2026-08-21 確認
千葉市 可燃ごみ。品目名は「乾燥剤(シリカゲル)」。 公式案内 2026-08-21 確認
横浜市 燃やすごみ。品目名は「乾燥剤」のみで、シリカゲル単独の項目は一覧にない。 公式案内 2026-08-21 確認
相模原市 一般ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、品目名は「乾燥剤」。 公式案内 2026-08-21 確認
新潟市 燃やすごみ。品目名は「乾燥剤(シリカゲルなど)」で、シリカゲル以外も含む書き方になっている。 公式案内 2026-08-21 確認
静岡市 可燃ごみ。品目名は「乾燥剤(シリカゲル)」で、葵区・駿河区と清水区のどちらも可燃ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
浜松市 もえるごみ。注意点の欄は「乾燥剤に表記されている注意事項に従って出す」で、判断を製品の表示に委ねている。 公式案内 2026-08-21 確認
名古屋市 素材で分かれる。乾燥剤(生石灰)は不燃ごみで、内袋に入れ、水にふれないようにする。乾燥剤(シリカゲル)・脱酸素材は可燃ごみ。50音順一覧には「シリカゲル(乾燥剤)」の項目もあり、そちらも可燃ごみ。 公式案内 2026-08-21 確認
大阪市 普通ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、「乾燥剤(シリカゲル)」と「シリカゲル(乾燥剤)」の2項目がある。 公式案内 2026-08-21 確認
神戸市 燃えるごみ。品目名は「乾燥剤」。 公式案内 2026-08-21 確認
広島市 可燃ごみ。じょうぶな紙袋またはポリ袋に入れて出す。ピアノに入っているような多量のものは、回収業者に引き取ってもらうよう案内している。 公式案内 2026-08-21 確認
北九州市 家庭ごみ。可燃と不燃を分けない区分で、品目名は「乾燥剤」。 公式案内 2026-08-21 確認
岡山市 可燃ごみ。品目名は「乾燥剤」。 公式案内 2026-08-21 確認
松山市 可燃。品目名「乾燥剤」の出し方の欄は「袋のまま」。別項目の「シリカゲル」も可燃。 公式案内 2026-08-21 確認
鹿児島市 もやせるごみ。品目名は「乾燥剤」。 公式案内 2026-08-21 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Q乾燥剤は何ごみですか。

自治体で異なります。当サイトが確認した23自治体では、17自治体が燃やす側の区分(可燃ごみ・燃やすごみ・燃やせるごみ・もえるごみ・燃えるごみ・もやせるごみ)、4自治体が可燃と不燃を分けない区分(仙台市と北九州市は家庭ごみ、大阪市は普通ごみ、相模原市は一般ごみ)でした。杉並区は不燃ごみ、名古屋市は素材で区分が分かれます。

Qシリカゲルと生石灰で捨て方は違いますか。

分けている自治体があります。名古屋市は乾燥剤(生石灰)を不燃ごみ、乾燥剤(シリカゲル)・脱酸素材を可燃ごみとしています。それ以外の22自治体は、素材ごとに区分を分ける記載を品目一覧に置いていませんでした。

Q袋から出してから捨てますか。

小袋のまま出す前提の案内が多く見られます。松山市は乾燥剤の出し方の欄が「袋のまま」、広島市はじょうぶな紙袋またはポリ袋に入れて出すよう案内しています。名古屋市は生石灰の乾燥剤について、内袋に入れ、水にふれないようにするよう求めています。

Q自治体の一覧に「シリカゲル」が見つかりません。

「乾燥剤」の項目だけを置いている自治体があります。横浜市はシリカゲル単独の項目がなく、乾燥剤の一項目のみです。逆に札幌市と大阪市は「乾燥剤」と「シリカゲル(乾燥剤)」の両方、松山市は「乾燥剤」と「シリカゲル」の両方を持っています。練馬区・千葉市・静岡市・新潟市は項目名そのものが「乾燥剤(シリカゲル)」「乾燥剤(シリカゲルなど)」です。

Q脱酸素剤も同じ扱いですか。

乾燥剤とまとめている自治体があります。杉並区の品目名は「乾燥剤(脱酸素剤を含む)」で不燃ごみ、名古屋市は「乾燥剤(シリカゲル)・脱酸素材」で可燃ごみです。他の自治体の一覧では脱酸素剤の記載を確認できませんでした。

Q引っ越しで大量に出てきたときはどうしますか。

広島市は、ピアノに入っているような多量のものは回収業者に引き取ってもらうよう案内しています。多量の扱いを一覧に書いている自治体は限られるため、量がまとまるときはお住まいの自治体へ確認してください。

お住まいの自治体で乾燥剤を調べる

乾燥剤について当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、乾燥剤の行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

乾燥剤を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

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出典

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