ゴミ辞典
キッチン・台所 更新日 2026-08-15

土鍋の捨て方

結論

土鍋は燃えないごみが原則で、当サイトが確認した15自治体のうち12自治体が燃えない側の区分だった。品川区は陶器・ガラス・金属ごみ、熊本市は埋立ごみと、陶器をまとめる専用の区分を持つ自治体もある。大阪市と川口市は普通ごみ・一般ごみ、京都市は大型ごみが原則で、片手で持てる重さでごみ袋が縛れるものだけが燃やすごみになる。割れた土鍋の包み方は自治体で指示が分かれる。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

区分
燃えないごみが原則(15自治体中12)。大阪市と川口市は普通ごみ・一般ごみ、京都市は大型ごみが原則、熊本市は埋立ごみ
サイズの目安
大阪市は最大の辺または径30センチメートル(柄を除く)、目黒区は取っ手を除いた一辺30センチメートル、品川区は一辺30センチメートル、調布市は40センチメートルで粗大ごみ
手数料
目黒区は粗大ごみに当たる場合300円
申込
粗大ごみ・大型ごみに当たる場合は必要
出す前の処理
横浜市は新聞紙等に包み品名を表示する。大津市は指定ごみ袋に入れる
注意
同じ鍋でも金属製とは区分が違う自治体がある。横浜市は金属製の鍋が小さな金属類、土鍋が燃えないごみ

土鍋は燃えないごみが原則です。当サイトが15自治体の公式で確認したところ、12自治体が燃えない側の区分でした。

ただし呼び方は市によってばらばらです。燃えないごみ・燃やせないごみ・燃せないごみ・不燃ごみ・不燃破砕ごみに加えて、品川区は陶器・ガラス・金属ごみ、熊本市は埋立ごみという専用の区分を持っています。燃えない側から外れる3自治体は行き先が違い、大阪市は普通ごみ、川口市は一般ごみ、京都市は大型ごみが原則です。

金属の鍋と土鍋で区分が分かれる自治体がある

台所には金属の鍋も土鍋も並んでいますが、分別では別の行になることがあります。

横浜市は「なべ(陶器製 土鍋など)」を燃えないごみ、「なべ(ホーロー、金属製)」を小さな金属類としています。金属の鍋は資源、土鍋はごみという分かれ方です。

大阪市は逆で、「鍋(ホーロー製品・土鍋で最大の辺または径が30センチメートル以内(柄の部分を除く)のもの)」と1行にまとめていて、どちらも普通ごみです。

同じ日に鍋を何個か捨てるときは、素材ごとに行を引き直します。

割れ物としての出し方に指示がある

土鍋は落とすと割れます。割れた破片は収集する人の手を切るおそれがあるため、包み方を書いている自治体があります。

横浜市は「なべ(陶器製 土鍋など)」の注意欄に「新聞紙等に包み品名を表示する」と書いています。中身が見えない袋に入った陶器の破片は、外からは分からないためです。

当サイトが確認した他の14自治体では、土鍋の項目に包み方の指定は見当たりませんでした。ただし不燃ごみ全体の出し方として、危険の表示や紙で包む指示を持っている自治体があります。品目のページだけでなく、不燃ごみのページも見ておくと安全です。

大きさの測り方に「取っ手を除く」が付く

粗大ごみの境目を持つ自治体は、測り方まで指定しています。

目黒区は「取っ手を除いた部分の一辺」がおおむね30センチメートル以上で粗大ごみ。大阪市も「最大の辺または径が30センチメートル以内(柄の部分を除く)」という書き方です。土鍋は両側に取っ手が出ているので、そのまま測ると実際より大きく出ます。

品川区は一辺の長さがおおむね30センチメートル、調布市は40センチメートルが境目です。

京都市だけはサイズではなく持ち運びやすさで決めています。「片手で持てる重さでごみ袋が縛れるもの」が燃やすごみ、それ以外は大型ごみ。土鍋は小さくても重いので、この基準では大型ごみ側に寄ります。

受付システムに「土鍋」が無いことがある

粗大ごみで出すとき、申し込み画面に土鍋という選択肢が見つからないことがあります。

目黒区はこの点を先回りして書いていて、「粗大ごみインターネット受付での申し込みは『鍋(釜・フライパン)』を選択してください」と案内しています。品目名が一致しないだけで申し込みを止める必要はありません。

ふたの扱い

横浜市は「鍋のフタ」を独立した品目にしていて、区分は小さな金属類です。ただし注記に「ガラス製のふた・土鍋は燃えないごみへ」とあるため、陶器の土鍋のふたは本体と同じ燃えないごみに回ります。他の自治体ではふた単独の項目は見当たりませんでした。

出し方の手順

  1. 土鍋の取っ手を除いた一辺を測る。目黒区・大阪市・品川区は30センチメートル、調布市は40センチメートルが境目
  2. お住まいの自治体の品目一覧で「土鍋」を引く。無ければ「鍋」「なべ」で引き直す
  3. 素材別に行が分かれている自治体(横浜市)は、陶器製の行を選ぶ
  4. 割れているものは新聞紙等に包み、品名を表示する(横浜市)
  5. 指定袋のある自治体は袋に入れる(大津市)
  6. 粗大ごみに当たるときは受付センターへ。品目名が無ければ鍋の項目を選ぶ(目黒区)

やってはいけないこと

割れた土鍋を裸のまま袋に入れることは、横浜市の案内に沿いません。新聞紙等に包んで品名を表示します。金属の鍋と同じ資源の袋に入れるのも、横浜市のように行が分かれている自治体では間違いです。京都市で片手で持てない重さの土鍋を燃やすごみに出すのも、案内から外れます。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの15自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
横浜市 燃えないごみ。品目名は「なべ(陶器製 土鍋など)」で、新聞紙等に包み品名を表示する。鍋のフタは小さな金属類だが、ガラス製のふた・土鍋は燃えないごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
大阪市 普通ごみ。品目名は「鍋(ホーロー製品・土鍋で最大の辺または径が30センチメートル以内(柄の部分を除く)のもの)」。30センチメートルを超えるものは粗大ごみ収集受付センターへ申し込む。 公式案内 2026-08-15 確認
名古屋市 不燃ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
品川区 陶器・ガラス・金属ごみ。一辺の長さがおおむね30センチメートルを超えるものは粗大ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
目黒区 燃やせないごみ。または粗大ごみで料金300円。取っ手を除いた部分の一辺がおおむね30センチメートル以上のものは粗大ごみ。粗大ごみインターネット受付では「鍋(釜・フライパン)」を選択する。 公式案内 2026-08-15 確認
京都市 大型ごみ。または燃やすごみ。片手で持てる重さでごみ袋が縛れるものは燃やすごみ、それ以外は大型ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
熊本市 埋立ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
福山市 不燃破砕ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
下関市 燃やせないごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
調布市 燃やせないごみ。40センチメートル以上は粗大ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
立川市 燃やせないごみ。品目名は「土鍋」と「鍋(土鍋・鋳物)」の2行があり、どちらも燃やせないごみ。持込先は総合リサイクルセンター。 公式案内 2026-08-15 確認
甲府市 燃えないごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
小田原市 燃せないごみ。 公式案内 2026-08-15 確認
大津市 燃やせないごみ。大津市指定ごみ袋に入れて出す。 公式案内 2026-08-15 確認
川口市 一般ごみ。 公式案内 2026-08-15 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Q土鍋は何ごみですか。

当サイトが15自治体の公式で確認した範囲では、12自治体が燃えない側の区分でした。呼び方は燃えないごみ・燃やせないごみ・燃せないごみ・不燃ごみ・不燃破砕ごみ・陶器ガラス金属ごみに分かれます。大阪市は普通ごみ、川口市は一般ごみ、熊本市は埋立ごみ、京都市は大型ごみが原則です。

Q割れた土鍋はどう包みますか。

横浜市は「新聞紙等に包み品名を表示する」と案内しています。当サイトが確認した他の自治体では、土鍋の項目に包み方の指定は見当たりませんでした。ただし割れた陶器は収集する人がけがをするおそれがあるため、各自治体の不燃ごみ全体の出し方に「危険」の表示や紙で包む指示があることがあります。お住まいの自治体の不燃ごみのページも合わせて確認してください。

Q金属の鍋と同じ区分ですか。

違う自治体があります。横浜市は「なべ(陶器製 土鍋など)」を燃えないごみ、「なべ(ホーロー、金属製)」を小さな金属類としていて、行が分かれています。「鍋のフタ」は小さな金属類ですが、ガラス製のふたと土鍋は燃えないごみです。大阪市は逆に「鍋(ホーロー製品・土鍋…)」と1行にまとめていて、どちらも普通ごみです。

Q大きい土鍋は粗大ごみになりますか。

境目は自治体で違います。大阪市は最大の辺または径が30センチメートル(柄の部分を除く)、目黒区は取っ手を除いた部分の一辺がおおむね30センチメートル、品川区は一辺の長さがおおむね30センチメートル、調布市は40センチメートルが境目です。京都市はサイズではなく「片手で持てる重さでごみ袋が縛れるもの」を燃やすごみ、それ以外を大型ごみとしています。

Q粗大ごみで申し込むとき、品目名は何を選びますか。

目黒区は「粗大ごみインターネット受付での申し込みは『鍋(釜・フライパン)』を選択してください」と案内しています。受付システムに土鍋という選択肢が無い自治体では、鍋の項目を選ぶことになります。分からないときは受付センターに電話で伝えてください。

Q土鍋のふたは本体と一緒に出せますか。

横浜市は「鍋のフタ」を別項目にしていて、区分は小さな金属類です。ただし注記に「ガラス製のふた・土鍋は燃えないごみへ」とあるので、陶器の土鍋のふたは本体と同じ燃えないごみになります。他の自治体ではふた単独の項目は見当たりませんでした。

お住まいの自治体で土鍋を調べる

土鍋について当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、土鍋の行はそこで引けます。

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土鍋を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

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