小型家電

電気毛布の捨て方

まず、捨て方の結論

電気毛布は自治体差が大きい。当サイトが確認した25自治体では、粗大ごみ・大型ごみが11、燃えない側が7、燃える側が4と三方向に割れた。多数決が成立しない。熊谷市・郡山市・熊本市・市川市はコントローラーやコードを切り離して別区分へ出させ、茅ヶ崎市は付けたまま燃やせるごみに出す。普通の毛布を古布・繊維の資源に回す自治体でも、電気毛布は資源にならない。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

あなたの町では、どう出す?

電気毛布について、掲載済みの自治体の案内を確認できます。

お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。

掲載自治体の比較表を見る ↓

区分
25自治体で三方向に割れる。粗大ごみ・大型ごみ11/燃えない側7/燃える側4。所沢市は小型家電製品。横浜市は大きさで判定し、大阪市は品目一覧で確認できなかった
サイズの目安
川崎市はたたんで30cm未満なら小物金属、目黒区は一辺おおむね30cm以上で粗大ごみ、調布市は40cm未満なら燃やせないごみ、越谷市は50cm未満なら燃えるごみ、京都市は畳まない状態で30cm×40cm×40cm以下なら拠点回収、茨木市はたたんで1m以上で粗大(大型)
手数料
目黒区・大田区300円、市川市は3枚まで520円。渋谷区は電気毛布単独の金額の記載がなく、毛布・布団が各400円
申込
粗大ごみ・大型ごみに当たる場合のみ必要
出す前の処理
折りたたんで縛る(茨木市は広がらない状態で出すよう指定)。熊谷市・郡山市・市川市・熊本市はコントローラーやコードを切り離して別区分へ出す
注意
普通の毛布を古布・繊維の資源に出せる自治体でも、電気毛布は資源にならない(川口市・越谷市・所沢市・茨木市・小田原市・茅ヶ崎市)
この記事の目次

電気毛布に全国共通の答えはありません。当サイトが25自治体の公式で確認したところ、粗大ごみ・大型ごみが11自治体、燃えない側が7自治体、燃える側が4自治体と、三方向に割れました。多数決が成立しない品目です。

同じ1枚が、熊本市では燃やすごみの袋に入り、川口市では粗大ごみの申し込みが要ります。前に住んでいた場所の感覚は、この品目では通じません。

三方向に割れる

区分自治体
粗大ごみ・大型ごみ渋谷区・品川区・大田区・川崎市・調布市・市川市・川口市・越谷市・甲府市・京都市・茨木市
燃えない側目黒区・立川市・小田原市・大津市・八尾市・福山市・下関市
燃える側熊谷市・郡山市・茅ヶ崎市・熊本市
小型家電所沢市
大きさで判定横浜市
品目一覧で確認できず大阪市

京都市は大型ごみのほかに拠点回収という道があり、畳んでいない状態で30cm×40cm×40cm以下なら資源物の回収場所へ持ち込みます。

コントローラーを切るか、付けたまま出すか

電気毛布がここまで割れる理由は、1枚の中に布と電気部品が同居しているためです。処理施設の都合で、切り分けさせる自治体と、そのまま受け取る自治体に分かれます。

切り分けさせる側の書き方は具体的です。熊谷市は「コントローラー・電源コードは切り離して不燃ごみ」。郡山市は「コード・スイッチは燃えないごみ」。どちらも本体は燃えるごみです。

熊本市は条件つきで、コントローラー部分が容易に外せない場合に埋立ごみへ回します。外せるなら燃やすごみです。市川市はさらに踏み込んで、40cm四方程度に切れれば毛布部分を燃やすごみ、電源部分を燃やさないごみへ分けるとしています。大型ごみ520円を払わずに済む道を示している形です。

正反対なのが茅ヶ崎市で、「スイッチやコード類がついていても燃やせるごみ」と書いています。切らなくてよいことをわざわざ明記しているのは、切るべきだと考える人が多いためだと読めます。

つまり、良かれと思ってコードを切る行為が、自治体によっては不要な手間になります。

普通の毛布を古布に出せる市でも、電気毛布は資源にならない

毛布は繊維なので、古布・古着の資源として集める自治体が多くあります。電気毛布はそこから外れます。

川口市の品目の注記が分かりやすく、「電気ではない毛布は繊維です」と書かれています。電気毛布のほうは粗大ごみです。同じ形をしていても、電熱線が入った時点で資源のルートから外れます。

同じ形の分かれ方をしているのが、越谷市(毛布は古着類・電気毛布は粗大ごみ)、所沢市(毛布は古着・古布・電気毛布は小型家電製品)、茨木市(毛布は古紙・古布・電気毛布は粗大ごみ(小型))、小田原市(毛布は紙・布類・電気毛布は燃せないごみ)、茅ヶ崎市(毛布は衣類・布類・電気毛布は燃やせるごみ)です。

まとめている自治体もあります。大田区は「毛布・電気毛布」、市川市は「毛布(電気毛布含む)」で1項目。甲府市は毛布・電気毛布・電気カーペットの3つとも「袋に入らない粗大ごみ(ふとん・ジュータン類)」です。

目黒区だけは逆転する

例外が1つありました。目黒区は電気の入らない毛布を粗大ごみ300円としていて、電気毛布は燃やせないごみです。一辺がおおむね30cm以上になったときだけ粗大ごみに変わります。

たたんで小さくすれば、電気毛布のほうが安く出せることになります。

たたみ方で区分が変わる

大きさで区分を切り替える自治体では、たたみ方が結果を左右します。

川崎市はたたんだ最長辺が30cm未満なら小物金属、それ以上は粗大ごみ。越谷市は50cm未満になれば燃えるごみ。調布市は40cm未満なら燃やせないごみです。

逆に京都市は「畳んでいない状態で」30cm×40cm×40cm以下かどうかを見ます。たたんで小さく見せても、判定には使えません。

茨木市は出し方そのものを指定していて、「折りたたみ、紐で縛るか袋に入れるなどして広がらない状態で出してください」。たたんだ状態で1m以上なら粗大ごみ(大型)に上がります。八尾市は複雑ごみで、指定袋に入らない場合は粗大ごみとし、5枚まで1点で数えます。

出し方の手順

  1. 品目一覧で「電気毛布」を引く。無ければ「毛布」で引き直す(大田区・市川市・熊谷市はまとめた項目名で載っている)
  2. コントローラーやコードの扱いを確認する。切り離すのは熊谷市・郡山市・市川市・熊本市。茅ヶ崎市は付けたままでよい
  3. たたむ。茨木市は紐で縛るか袋に入れて広がらない状態にする
  4. たたんだ状態のいちばん長い辺を測る(京都市だけは畳まない状態で測る)
  5. 袋で出せる区分なら、指定袋の色と種類を確認する(立川市は緑、大津市は市指定ごみ袋、茅ヶ崎市は40Lの指定袋)
  6. 粗大ごみ・大型ごみに当たるときは受付センターに申し込み、案内された額の処理券を貼って指定日に出す

やってはいけないこと

普通の毛布と同じつもりで、古布・古着の資源に出すことはできません。川口市・越谷市・所沢市・茨木市・小田原市・茅ヶ崎市はいずれも、電気の入らない毛布だけを繊維・布類の資源として集めています。

熊谷市と郡山市でコントローラーやコードを付けたまま燃えるごみに出すこと、逆に茅ヶ崎市で切り離す必要はありません。熊本市は指定袋を間違えると収集しません。

区分・手数料は自治体で異なり、年度で改定されることもあります。最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。

品目によって答えが割れる理由と、割れやすい品目の一覧は自治体で分別ルールが違う理由にまとめています。粗大ごみになる境目の測り方は30cmを超えると粗大ごみ?サイズ基準の調べ方へ。電気の入らない毛布の捨て方、同じ冬物の電気ストーブの捨て方と加湿器の捨て方、床に敷くホットカーペットの捨て方もあわせて確認できます。

図解

一辺の長さで粗大ごみか判定する図一番長い辺が30センチを超えると粗大ごみになる自治体が多い一番長い辺30cmを超えると粗大ごみ30cm以下は不燃・可燃など(自治体による)
一番長い辺を測り、およそ30cmを超えると粗大ごみになる自治体が多い(基準は自治体で異なる)。出典 渋谷区・横浜市・大阪市ほか各自治体の粗大ごみ基準に基づく

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの25自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
渋谷区 電気毛布は粗大ごみ(品目別分別一覧)。手数料は粗大ごみ処理手数料一覧で確認する。電気毛布の独立した金額は確認できず、毛布・布団は各400円と記載されている。 出典の案内 2026-07-21 確認
目黒区 燃やせないごみ。一辺がおおむね30cm以上のものは粗大ごみ(料金300円)。同じ区で電気の入らない毛布は粗大ごみ300円で、電気毛布のほうが軽い区分になる。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
品川区 粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
大田区 品目名は「毛布・電気毛布」で粗大ごみ(料金300円)。電気の有無で分けていない。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
横浜市 品目名でなく大きさで判定し、一番長い辺が金属製品で30cm以上、金属以外(プラスチック製品・木製品など)で50cm以上のものを粗大ごみとする。基準未満の区分や品目ごとの扱いは、ごみ分別辞典(ミクショナリー)・粗大ごみ受付センターで確認する。 出典の案内 2026-07-21 確認
川崎市 粗大ごみ。たたんだ最長辺が30cm未満なら小物金属。電気の入らない毛布は普通ごみ(最長辺を50cm未満にたたんで出す)で別扱い。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
調布市 粗大ごみ。40cm未満は「燃やせないごみ」。「電気ひざかけ」も別項目で粗大ごみとして立っている。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
立川市 燃やせないごみ(緑色の指定収集袋)。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
市川市 品目名は「毛布(電気毛布含む)」で大型ごみ。3枚まで520円。40cm四方程度に切れれば、毛布部分は燃やすごみへ、電源部分は燃やさないごみへ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
川口市 粗大ごみ。品目の注記に「電気ではない毛布は繊維です」とあり、電気の有無で行き先が分かれる。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
越谷市 粗大ごみ。50cm未満になれば「燃えるごみ」。電気の入らない毛布は古着類。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
熊谷市 品目名は「電気毛布・電気ひざかけ」で燃えるごみ。コントローラー・電源コードは切り離して「不燃ごみ」へ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
所沢市 小型家電製品。電気の入らない毛布は古着・古布で別扱い。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
郡山市 燃やしてよいごみ。コード・スイッチは燃えないごみへ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
甲府市 袋に入らない粗大ごみ(ふとん・ジュータン類)。電気の入らない毛布・電気カーペットも同じ区分。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
小田原市 燃せないごみ。45L以内の透明・半透明の袋で1回3袋まで。45Lの袋に入らないものは大型ごみ。電気の入らない毛布は紙・布類(布類)。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
茅ヶ崎市 燃やせるごみ。「スイッチやコード類がついていても燃やせるごみ」と明記している。40Lの指定袋に入りきらないものは大型ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
京都市 大型ごみ、または拠点回収。畳んでいない状態で30cm×40cm×40cm以下のものは拠点回収。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
大津市 燃やせないごみ。大津市指定ごみ袋に入れて出す。電気カーペットは大型ごみで別扱い。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
大阪市 電気毛布の区分は品目別収集区分一覧で確認できなかった。粗大ごみ受付センター・品目別収集区分一覧で確認する。 出典の案内 2026-07-21 確認
茨木市 粗大ごみ(小型)。折りたたみ、紐で縛るか袋に入れるなどして広がらない状態で出す。折りたたんだ状態で1m以上のものは粗大ごみ(大型)。電気の入らない毛布は古紙・古布。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
八尾市 複雑ごみ。指定袋に入らない場合は粗大ごみで、5枚まで1点。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
福山市 不燃破砕ごみ(一辺2m以下)。電気の入らない毛布は燃やせる粗大ごみで別扱い。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
下関市 燃やせないごみ(戸別収集・破砕処理)。袋に入らない物は粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認
熊本市 燃やすごみ。ただしコントローラー部分が容易に外せない場合には「埋立ごみ」へ。指定収集袋(大)に入れて口が結べない場合は大型ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-13 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

よくある質問

Q電気毛布は何ごみですか。

自治体差が大きい品目です。当サイトが25自治体の公式で確認したところ、粗大ごみ・大型ごみが11自治体、燃えない側が7自治体、燃える側が4自治体と三方向に割れました。多数決が成立しません。所沢市は小型家電製品として集めています。前に住んでいた場所の感覚は通じないと考えて、住んでいる自治体の品目一覧を引き直してください。

Qコントローラーやコードは切り離しますか。

自治体で正反対です。熊谷市は「コントローラー・電源コードは切り離して不燃ごみ」、郡山市は「コード・スイッチは燃えないごみ」としています。熊本市はコントローラー部分が容易に外せない場合に埋立ごみへ回すよう案内し、市川市は40cm四方程度に切れれば毛布部分を燃やすごみ、電源部分を燃やさないごみへ分けるとしています。逆に茅ヶ崎市は「スイッチやコード類がついていても燃やせるごみ」と明記しています。

Q普通の毛布と同じ捨て方ですか。

分かれる自治体が多くあります。川口市は品目の注記に「電気ではない毛布は繊維です」と書き、電気毛布は粗大ごみです。越谷市は毛布が古着類で電気毛布が粗大ごみ、所沢市は毛布が古着・古布で電気毛布が小型家電製品、茨木市は毛布が古紙・古布で電気毛布が粗大ごみ(小型)、小田原市は毛布が紙・布類で電気毛布が燃せないごみです。まとめている自治体もあり、大田区は「毛布・電気毛布」、市川市は「毛布(電気毛布含む)」で1項目です。

Q普通の毛布より軽い区分になることはありますか。

目黒区がそうです。電気の入らない毛布は粗大ごみ(300円)ですが、電気毛布は燃やせないごみで、一辺がおおむね30cm以上になったときだけ粗大ごみになります。たたんで小さくできれば袋で出せます。

Q電気毛布の粗大ごみ手数料はいくらですか。

目黒区と大田区は300円、市川市は3枚まで520円です。渋谷区は電気毛布単独の金額の記載が確認できず、毛布・布団が各400円と書かれています。横浜市は粗大ごみ受付センターまたはインターネット受付の品目一覧で確認します。

Q電気ひざ掛けや電気カーペットも同じですか。

熊谷市は「電気毛布・電気ひざかけ」を同じ項目にしています。調布市は「電気ひざかけ」を別項目で立てていて、電気毛布と同じ粗大ごみです。電気カーペットは別扱いになることがあり、大津市は電気毛布が燃やせないごみ、電気カーペットが大型ごみです。目黒区は電気カーペットを2畳以下300円・2畳超600円と広さで分けています。

Qたたみ方に決まりはありますか。

茨木市は「折りたたみ、紐で縛るか袋に入れるなどして広がらない状態で出してください」としています。川崎市はたたんだ最長辺が30cm未満なら小物金属、越谷市は50cm未満になれば燃えるごみになるため、たたみ方で区分そのものが変わります。京都市は逆に「畳んでいない状態で」30cm×40cm×40cm以下かどうかを見ます。

お住まいの自治体で電気毛布を調べる

電気毛布について当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)と粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、電気毛布の行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

電気毛布を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

小型家電のほかの品目

この品目に関わる判断のきほん

出典