ワイヤレスイヤホンの捨て方
まず、捨て方の結論
ワイヤレスイヤホンは小型のリチウムイオン電池を内蔵していて取り外せないものが多い。10自治体のうち7自治体が電池の扱いに触れ、立川市は有線と無線で区分を分けている。普通のごみに混ぜると収集車や処理施設で発火する危険がある品目。
分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。
あなたの町では、どう出す?
ワイヤレスイヤホンについて、掲載済みの自治体の案内を確認できます。
お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。
- 区分
- 10自治体で拠点回収4・不燃側2・可燃側2など。立川市は無線を有害ごみ、有線を燃やせないごみと分ける
- 出す前の処理
- 有線か無線かを確かめる。無線は電池が内蔵で外せないものが多い
- 注意
- 大阪市は「小型充電式電池が本体から取り外せないものは、そのままリチウムイオン電池等の回収へ」。普通のごみに混ぜない
この記事の目次
ワイヤレスイヤホンは10自治体の品目一覧を引いたところ、7自治体がリチウムイオン電池の扱いに触れていました。小さいのに、扱いを間違えると火が出る品目です。
電池が外せない前提で、受け皿が用意されている
大阪市は「ワイヤレスイヤホンなど、小型充電式電池が本体から取り外せないものは、そのままリチウムイオン電池等の回収へ」と、品目名を挙げて案内しています。渋谷区は「小型のリチウムイオン電池内蔵品」を拠点回収の対象としています。目黒区は分別品目一覧表(令和8年4月改訂)で、ワイヤレスなどリチウムイオン電池を使うイヤホンを区の「小型充電式電池等回収ボックス」へ回しています。調布市は内蔵充電式電池が取り外せない物を有害ごみへ回します。
外せないものを無理に分解する必要はありません。分解のほうが危険です。自治体が用意した回収へ持っていく形になります。
立川市は有線と無線で分ける
立川市はイヤホン(無線)を有害ごみ(小型充電式電池等)、イヤホン(有線)を燃やせないごみとしています。目黒区もイヤホンを燃やさないごみとしたうえで、ワイヤレスなどリチウムイオン電池を使うものだけを区の回収ボックスへ回しています。10自治体で有線と無線を書き分けていたのはこの2つでした。
見た目が似ていても、電池が入っているかどうかが分かれ目です。ケーブルでつながっているだけのイヤホンには電池がありません。
ケースは本体と分けることがある
京都市は本体を拠点回収、布製ケースを燃やすごみ、プラ製ケースをプラスチックと3つに分けています。横浜市もプラスチック製のケースをプラスチック資源としています。
ただし充電ケースは別です。充電ケースにも電池が入っているため、本体と同じ扱いになります。持ち運び用の空のケースと、充電機能のあるケースを混同しないでください。
出し方の手順
- 有線か無線かを確かめる。無線なら電池が入っている
- 電池が外せるか確かめる。外せなければ無理に分解しない
- お住まいの自治体の回収(リチウムイオン電池等の回収・拠点回収・有害ごみ)を品目一覧で確かめる
- 充電ケースも本体と同じ扱いにする
- 空の持ち運びケースは、素材に応じた区分へ
やってはいけないこと
普通のごみ袋に入れて集積所へ出さないでください。リチウムイオン電池は圧力や衝撃で発火し、収集車や処理施設の火災につながります。分解して電池を取り出そうとすることも避けてください。
自治体でどう変わるか
同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの10自治体の扱いを並べます。
この表には該当する自治体を掲載していません。処分できないという意味ではありません。自治体別ガイドや、お住まいの自治体の公式案内で確認してください。
| 渋谷区 | ワイヤレスイヤホン単独の記載はありませんが、「小型のリチウムイオン電池内蔵品」を拠点回収の対象としています。JBRCの「小型充電式電池リサイクルBOX」への投函、または区の各回収拠点への持ち込みで、膨張・破損したものも含みます。回収拠点は区民のみが利用できます。 | 出典の案内 2026-07-21 確認 |
|---|---|---|
| 横浜市 | 分別辞典で「ワイヤレスイヤホン」を検索すると「イヤホン」が該当し、燃やすごみです。プラスチック製のケースはプラスチック資源へ、電池・充電池は電池類へ出し、充電池を取り外せないものは他の燃やすごみとは別の袋で出します。小型家電回収ボックスに出すこともできます。 | 出典の案内 2026-07-21 確認 |
| 大阪市 | 「リチウムイオン電池等の回収」の対象で、「ワイヤレスイヤホンなど、小型充電式電池が本体から取り外せないものは、そのまま回収します」と明記されています。市内10か所の環境事業センターの回収ボックスへ持ち込むか、電話等での申込みによる訪問回収を利用します。 | 出典の案内 2026-07-21 確認 |
| 茨木市 | 普通ごみ。ごみとしての排出以外に、 ①小型家電の拠点回収(無料、市の拠点施設に設置、投入口(35cm×20cm)に入るもののみ) ②小型家電の宅配回収(有料 ※パソコン同梱で無料、リネットジャパンリサイクル㈱が実施) による排出が可能です。収集日を待たずに排出でき、出されたものはリサイクルされます。 | 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認 |
| 目黒区 | 拠点回収(区内10か所の「小型充電式電池等回収ボックス」)。分別品目一覧表(令和8年4月改訂)の「イヤホン」は燃やさないごみだが、ワイヤレスなどリチウムイオン電池を使用しているものは「小型充電式電池等回収ボックス」へ出すと書いている。区の回収ボックスのページは、小型充電式電池を使用した製品を集積所での収集に出さないよう求めている。端子部はセロハンテープ等で絶縁する。膨張・変形・液漏れなど破損したものは回収ボックスに入れず、清掃リサイクル課(総合庁舎本館6階)または清掃事務所へ直接持ち込む。 | 出典の案内 2026-09-26 確認 |
| 京都市 | 拠点回収。又は燃やすごみ、プラスチック。本体は「拠点回収」、布製ケースは「燃やすごみ」、 プラ製ケースは「プラスチック」。 | 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認 |
| 立川市 | 素材・状態で分ける。イヤホン(無線)は有害ごみ(小型充電式電池等)、イヤホン(有線)は燃やせないごみ。 | 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認 |
| 調布市 | 燃やせないごみ。内蔵充電式電池が取り外せない物は「有害ごみ」に出してください。小型家電回収ボックスも利用できます(15cm×30cm未満)。 | 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認 |
| 福山市 | イヤホン・ワイヤレスイヤホンとも不燃破砕ごみ(電池を取り外せるものは電池を外して出す)。ただし市は、充電式電池が取り外せない小型家電(例にワイヤレスイヤホンを挙げている)を2024年12月から不燃(破砕)ごみでは収集せず、公共施設の拠点回収へ持ち込むか、持ち込みが難しい場合は年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に別袋で出すよう案内している。「不燃(破砕)ごみ」の日には出さない。 | 出典の案内 2026-09-26 確認 |
| 熊本市 | 燃やすごみ。 | 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認 |
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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。
よくある質問
Qワイヤレスイヤホンは何ごみですか。
10自治体を調べたところ、渋谷区・大阪市・京都市・目黒区が拠点回収や専用の回収、調布市・福山市が不燃側、横浜市・熊本市が可燃側、茨木市が普通ごみでした。立川市はイヤホン(無線)を有害ごみ(小型充電式電池等)、イヤホン(有線)を燃やせないごみと分けています。
Q電池が取り外せません。
外せない前提で回収する自治体があります。大阪市は「ワイヤレスイヤホンなど、小型充電式電池が本体から取り外せないものは、そのままリチウムイオン電池等の回収へ」と案内しています。渋谷区は「小型のリチウムイオン電池内蔵品」を拠点回収の対象としています。目黒区はワイヤレスなどリチウムイオン電池を使用しているイヤホンを区の「小型充電式電池等回収ボックス」へ回します。調布市は内蔵充電式電池が取り外せない物を有害ごみへ回します。福山市は充電式電池が取り外せない小型家電を不燃(破砕)ごみでは集めず、拠点回収か年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に別袋で出すよう案内しています。
Q有線イヤホンと同じ扱いですか。
違う自治体があります。立川市はイヤホン(無線)を有害ごみ(小型充電式電池等)、イヤホン(有線)を燃やせないごみとしています。目黒区はイヤホンを燃やさないごみとし、ワイヤレスなどリチウムイオン電池を使うものは区の「小型充電式電池等回収ボックス」へ回します。電池が入っているかどうかで分ける考え方です。
Qケースはどうしますか。
京都市は本体を拠点回収、布製ケースを燃やすごみ、プラ製ケースをプラスチックと3つに分けています。横浜市はプラスチック製のケースをプラスチック資源としています。充電ケース(電池が入っているもの)は本体と同じ扱いになるため、区別してください。
お住まいの自治体でワイヤレスイヤホンを調べる
ワイヤレスイヤホンについて当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)と粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、ワイヤレスイヤホンの行はそこで引けます。
自治体ごとの一覧で見る
ワイヤレスイヤホンを含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。
電池・バッテリーのほかの品目
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ハンディファン
10自治体のうち燃やさないごみ系が4(調布市・大田区・福山市・大津市)、拠点回収が3(渋谷区・大阪市・京都市)、有害・危険ごみが2(小田原市・市川市)、燃やすごみが1(横浜市)。充電式電池が取り外せるものは外し、取り外せないものは自治体の指定する別の行き先に出すよう案内されている。
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ボタン電池
型式SR・PR・LRのボタン電池は電池工業会の回収缶へ、リチウムコイン電池(CR・BR)は対象外で自治体の区分に従う。
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モバイルバッテリー
通常のごみには出せず、JBRCの小型充電式電池リサイクルBOXや、自治体の電池類回収・回収拠点へ出す。
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懐中電灯
電池を外すのは18自治体中14で共通。分かれるのは外したあとの行き先で、不燃ごみ・電池類・有害ごみ・危険ごみ・特定品目・資源物・拠点回収など9通りある。本体は燃えないごみ系が11自治体だが呼び名が7通りに割れる(燃やせない・燃えない・燃せない・燃やさない・不燃・不燃破砕・埋立)。川口市は金属類、京都市と大阪市は回収拠点。
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乾電池
全国一律のリサイクル制度はなく、不燃ごみ・電池類・拠点回収など自治体ごとの区分で処理する。
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自動車・バイクのバッテリー
自動車用・バイク用のバッテリー(鉛蓄電池)は、渋谷区・横浜市・大阪市・名古屋市の4自治体とも家庭ごみの収集対象外です。いずれも販売店・メーカー・専門業者に相談するよう案内しています。
出典
- 一般社団法人JBRC(小型充電式電池のリサイクル) 確認日 2026-07-21
- 渋谷区 電池・充電式電池 確認日 2026-07-21
- 横浜市ごみ分別辞典(あ行・イヤホン) 確認日 2026-07-21
- 大阪市 リチウムイオン電池等の回収 確認日 2026-07-21
- 大阪市 品目別収集区分一覧表(50音順) 確認日 2026-07-21
- 茨木市 家庭ごみの分け方・出し方 確認日 2026-08-27
- 目黒区 資源とごみの収集日・分別検索 確認日 2026-08-27
- 京都市 家庭ごみの出し方 確認日 2026-08-27
- 立川市 ごみ分別辞典「ごみサク」 確認日 2026-08-27
- 調布市 ごみの分別 確認日 2026-08-27
- 福山市 ごみの分け方・出し方 確認日 2026-08-27
- 熊本市 ごみの分別区分一覧 確認日 2026-08-27
- 福山市 充電式電池が取り外せない小型家電の分別について(2025年11月4日更新) 確認日 2026-09-26
- 目黒区 資源・ごみの分別品目一覧表(50音順・令和8年4月改訂) 確認日 2026-09-26
- 目黒区 リチウムイオン電池などの小型充電式電池等の回収(2026年7月27日更新) 確認日 2026-09-26