電池・バッテリー

ハンディファンの捨て方

まず、捨て方の結論

10自治体のうち燃やさないごみ系が4(調布市・大田区・福山市・大津市)、拠点回収が3(渋谷区・大阪市・京都市)、有害・危険ごみが2(小田原市・市川市)、燃やすごみが1(横浜市)。充電式電池が取り外せるものは外し、取り外せないものは自治体の指定する別の行き先に出すよう案内されている。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

あなたの町では、どう出す?

ハンディファンについて、掲載済みの自治体の案内を確認できます。

お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。

掲載自治体の比較表を見る ↓

区分
10自治体中4が燃やさないごみ系(調布市・大田区・福山市・大津市)、3が拠点回収(渋谷区・大阪市・京都市)、2が有害・危険ごみ(小田原市・市川市)、1が燃やすごみ(横浜市)
申込
拠点回収・回収ボックスは持ち込み(渋谷区・大阪市・京都市・福山市・市川市)。収集日に出すのは調布市・大田区・大津市・横浜市
出す前の処理
電池が外せるものは外す。プラス極とマイナス極をテープで覆って絶縁する
注意
充電池が取り外せない場合の行き先を別に書いているのは10自治体中6(渋谷区・横浜市・大阪市・調布市・福山市・大津市)。渋谷区は令和7年8月の清掃車両火災、福山市は2024年11月のリサイクル工場火災を公表している
この記事の目次

ハンディファンは、10自治体で4通りに割れました。燃やさないごみ系が4自治体(調布市・大田区・福山市・大津市)、拠点回収が3自治体(渋谷区・大阪市・京都市)、有害・危険ごみの棚が2自治体(小田原市・市川市)、燃やすごみが1自治体(横浜市)です。

割れているのは本体の材質ではありません。どの自治体も見ているのは充電式電池が取り外せるかどうかで、外せる前提なら不燃や燃やすごみ、外せない前提なら電池の棚に置く、という分かれ方をしています。市川市が「小型充電式電池類」、小田原市が「スプレー缶など」という危険物の区分に置いているのはそのためです。

電池が外せないときの行き先が、10自治体中6つで別に書かれている

自分のハンディファンのネジを回して電池が外せるなら、話は表のとおりです。外せないときだけ、行き先が変わります。

  • 調布市: 「有害ごみ」へ
  • 大津市: 「びん」の日に、びんとは別の大津市指定ごみ袋で
  • 横浜市: 他の燃やすごみとは別の袋で
  • 大阪市: 「リチウムイオン電池等の回収」へ
  • 渋谷区: JBRCの小型充電式電池リサイクルBOX、または区の回収拠点へ
  • 福山市: 公共施設の拠点回収へ持ち込むか、年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に別袋で

同じ「燃やせないごみ」でも、調布市は有害ごみへ回し、大津市はびんの日に別袋で出させます。受け皿の作り方まで揃っていません。大田区は辞典に電池の扱いの記載がなく、不燃ごみとだけ書かれています。

分別を変えた自治体が2つある

福山市は、2024年11月にリサイクル工場で火災が発生し、リチウムイオン電池などの充電式電池から発火した可能性があるとして、2024年12月に分別を変えました。それまで不燃(破砕)ごみで集めていた「充電式電池が取り外せない小型家電」を、年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に移しています。市が挙げた例の先頭近くにハンディ扇風機が入っています。

渋谷区は、令和7年8月に清掃車両でハンディファンに内蔵された小型充電式電池を原因とする火災が発生したと公表しています。

分別の変更はこの先も起こります。手元の情報が去年のものかどうかは、お住まいの自治体の公式ページで確かめてください。

出し方の手順

  1. 電池が外せる構造か確認し、外せるものは取り外す
  2. 外した電池の金属端子部をテープで覆って絶縁する
  3. 電池が外せたら、お住まいの自治体の区分(燃やさないごみ系4・拠点回収3・有害ごみ系2・燃やすごみ1)に従って出す
  4. 電池が外せなければ、上の6自治体の行き先に従う。記載がない自治体は、自治体の窓口かJBRCの回収協力店に確認する
  5. 京都市は30cm×40cm×40cm以下なら拠点回収、それより大きいものは大型ごみ。調布市の小型家電回収ボックスは15cm×30cm未満

やってはいけないこと

  • 充電式電池を内蔵したまま通常のごみに出すこと。渋谷区は、充電式電池を取り外さずに出したことで清掃車や処理施設の中で発火し、火災が発生していると公表しています。福山市は、充電式電池が取り外せない小型家電を「不燃(破砕)ごみ」の日に出さないよう求めています。
  • 膨張・破損したものをJBRCの回収BOXに入れること。JBRCは対象外としています。渋谷区は小型家電の回収について、電池本体が変形・膨張・破損していないものに限るとしています。膨らんだものの持ち込み先を書いているのは渋谷区と小田原市で、小田原市は市役所環境政策課または環境事業センターです。

区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあるため、最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの10自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
渋谷区 拠点回収(品目別一覧にハンディファン単独の記載はなく、「小型のリチウムイオン電池内蔵品」が拠点回収の対象)。JBRCの「小型充電式電池リサイクルBOX」への投函、または区の各回収拠点への持ち込みで、膨張・破損したものも含みます。区は、令和7年8月に清掃車両でハンディファンに内蔵された小型充電式電池を原因とする火災が発生したと公表しています。 出典の案内 2026-07-21 確認
横浜市 燃やすごみ(分別辞典の項目は「ポータブル扇風機」で、「ハンディファン」の項目はありません)。電池・充電池は電池類へ出し、充電池を取り外せないものは他の燃やすごみとは別の袋で出します。金属製のものは小さな金属類へ出します。 出典の案内 2026-07-21 確認
大阪市 小型家電リサイクル回収(辞典の項目は「扇風機(小型・携帯型)」「小型扇風機」)。回収に出せない場合は、電池を外した上で普通ごみに出します。外した充電式電池は販売店等に設置されている回収箱へ持ち込み、回収箱へ持ち込めない場合や充電式電池を外せないものは「リチウムイオン電池等の回収」に出します。 出典の案内 2026-07-21 確認
京都市 拠点回収(辞典の項目は「扇風機」で、ハンディ扇風機は電池を外して出すと記載)。30cm×40cm×40cm以下のものは拠点回収、それより大きいものは大型ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-15 確認
調布市 燃やせないごみ(辞典の項目は「ハンディ扇風機」)。必ず乾電池(有害ごみ)や充電池(小型充電式電池)を抜き取ってから出してください。内蔵充電式電池が取り外せない物は「有害ごみ」に出してください。小型家電回収ボックスも利用できます(15cm×30cm未満)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-15 確認
福山市 不燃破砕ごみ(辞典の項目は「ハンディファン」「ハンディ扇風機」「携帯扇風機」で、電池を取り外して出すと記載)。ただし市は、充電式電池が取り外せない小型家電をハンディ扇風機を例に挙げて名指しし、2024年12月から不燃(破砕)ごみでは収集せず、公共施設の拠点回収へ持ち込むか、年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に別袋で出すよう案内しています。2024年11月にリサイクル工場で発生した火災を受けた変更です。 出典の案内 2026-09-26 確認
小田原市 「スプレー缶など」の区分(⑧)。令和8年4月1日から、充電式電池が内蔵されていて容易に取り外せない小型家電(例にハンディファンを挙げている)を月1回の「スプレー缶など」の日に収集。充電を使い切り、端子部をテープで絶縁して透明又は半透明の袋で出す。市内回収協力店(黄色いリサイクルボックス)も引き続き使える。膨張・変形したものは集積場所に出さず、市役所4階環境政策課または環境事業センターへ持ち込む。 出典の案内 2026-09-26 確認
大田区 不燃ごみ。辞典に電池の扱いの記載はありません。 分別辞典 自治体公式 2026-09-15 確認
市川市 小型充電式電池類(辞典の項目は「手持ち扇風機」)。絶縁処理してから出してください。または充電式電池リサイクルBOX缶へ出します。 分別辞典 自治体公式 2026-09-15 確認
大津市 燃やせないごみ(辞典の項目は「扇風機(携帯型)」)。電池・バッテリーは取り除いてから、大津市指定ごみ袋に入れて出してください。ただし、バッテリーが取り外せないものは「びん」の日に、びんとは別の大津市指定ごみ袋に入れて出してください。 分別辞典 自治体公式 2026-09-15 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

全国の主要都市での分別

ハンディファンを、東京23区・政令指定都市・中核市の公式案内をもとに3市区でまとめました。 同じ品目でも自治体でこれだけ分かれます。詳しくは各自治体の公式案内でご確認ください。

3市区の分別区分をひらく

東京23区(3)

荒川区 区施設で拠点回収(小型充電式電池内蔵製品。30センチを超えるものは粗大ごみ) 出典
足立区 区では収集しない。メーカーまたはJBRC回収協力店(家電量販店等)へ 出典
中野区 陶器・ガラス・金属ごみ(充電式電池内蔵製品。別の袋に入れ中身がわかるよう表記) 出典

よくある質問

Qハンディファンは何ごみになりますか。

10自治体では4通りに割れました。燃やさないごみ系が4自治体(調布市・大田区・福山市・大津市)、拠点回収が3自治体(渋谷区・大阪市・京都市)、有害・危険ごみの区分が2自治体(小田原市・市川市)、燃やすごみが1自治体(横浜市)です。市川市は「小型充電式電池類」、小田原市は「スプレー缶など」という電池・危険物の棚に置いています。

Q電池が取り外せない場合はどうしますか。

10自治体のうち6つが別の行き先を書いています。調布市は「有害ごみ」、大津市は「びん」の日にびんとは別の指定袋、横浜市は他の燃やすごみとは別の袋、大阪市は「リチウムイオン電池等の回収」、渋谷区はJBRCの回収BOXまたは区の回収拠点、福山市は公共施設の拠点回収か年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に別袋です。

Q不燃ごみに出してよい自治体はどこですか。

大田区は辞典でハンディファンを不燃ごみとしており、電池の扱いの記載はありません。調布市と大津市も燃やせないごみですが、どちらも電池を抜くことが条件で、抜けない場合は別の区分へ回します。福山市は辞典では不燃破砕ごみですが、充電式電池が取り外せないものは不燃(破砕)ごみの日に出さないよう案内しています。

Q膨らんだハンディファンはどう捨てますか。

JBRCは、破損・水濡れや膨張等の異常のある電池を対象外としています。渋谷区は膨張・破損したものも区の回収拠点で受け付け、小型家電の回収は電池本体が変形・膨張・破損していないものに限るとしています。小田原市は、膨張・破損しているものを市役所環境政策課または環境事業センターに持ち込むよう案内しています。

お住まいの自治体でハンディファンを調べる

ハンディファンについて当サイトが公式で確認できているのは、上に並べた自治体だけです。 ほかの市区の区分は、推測で書かずに空けています。お住まいの自治体を選ぶと、その市区のごみ分別ページへ移動します。 そこに品目別の分別一覧(公式)と粗大ごみ受付の入口を置いてあるので、ハンディファンの行はそこで引けます。

自治体の一覧から探す(121市区)

自治体ごとの一覧で見る

ハンディファンを含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

電池・バッテリーのほかの品目

出典