生活用品

ハンガーの捨て方

まず、捨て方の結論

ハンガーは素材で区分が分かれる。当サイトが一次出典で確認した21自治体のうち17が素材で行き先を変え、茨木市・小田原市・下関市は素材を問わず1つの区分にまとめている。割れるのは針金ハンガーで、金属資源として集める自治体と燃えないごみにする自治体に分かれる。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

あなたの町では、どう出す?

ハンガーについて、掲載済みの自治体の案内を確認できます。

お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。

掲載自治体の比較表を見る ↓

区分
21自治体中17が素材で区分を分ける。針金ハンガーは金属資源側7・燃えないごみ側11に割れる
申込
ハンガー単体は不要(収集日に出す)/ハンガーラック・パイプハンガーは粗大ごみの申込みが要る自治体が多い
出す前の処理
素材を確かめる。プラスチックに金属フックが付くものは自治体の案内を確認する
注意
クリーニング店のハンガーは店に返せる場合がある(大阪市・目黒区)。調布市はプラスチック製も燃やせないごみ
この記事の目次

ハンガーは素材で区分が分かれる、と言われます。当サイトが一次出典で確認した21自治体でも17が素材で行き先を変えていました。素材を問わず1つの区分にまとめているのは茨木市(普通ごみ)・小田原市(燃せないごみ)・下関市(燃やせないごみ)の3つです。

割れているのは針金ハンガー

木製とプラスチック製は、ほとんどの自治体で燃やす側か資源側に落ち着きます。意見が分かれるのは針金ハンガーです。

  • 金属の資源として集める: 横浜市(小さな金属類)・甲府市(資源物)・川崎市(小物金属)・品川区(陶器・ガラス・金属ごみ)・川口市(金属類)・京都市(小型金属)
  • 燃えないごみにする: 渋谷区・目黒区・越谷市・調布市・立川市・市川市・大田区・大津市・郡山市・小田原市・下関市

同じ針金なのに、片方は資源として回し、片方は燃えないごみで埋立や破砕に回ります。熊本市は埋立ごみ、大阪市と茨木市は可燃と不燃を分けない普通ごみに置いていました。

福山市の分別辞典には金属製ハンガーの行がありません。あるのは「ハンガー(木製・プラスチック製)=燃やせるごみ」と、素材としての「針金=資源ごみ」の2行です。

プラスチック製を燃やせないごみにするのは調布市

プラスチック製ハンガーの行き先は、プラスチック資源(渋谷区・横浜市・大阪市・立川市・品川区・京都市・大田区)と燃やす側(目黒区・甲府市・越谷市・福山市・熊本市・市川市・郡山市・大津市)に分かれます。川口市は可燃と不燃を分けない一般ごみです。

その中で調布市だけが燃やせないごみに置いていました。分別辞典は「ハンガー(木)」と「ハンガー(針金・プラスチック)」で行を分けており、プラスチックを針金と同じ側に入れています。木製だけが燃やせるごみです。

金属フックの扱いは、本体で見る自治体が多い

プラスチックの本体に金属のフックが付いたハンガーについて、3つの自治体が明文で答えています。

  • 渋谷区: 令和4年7月からプラスチック製ハンガーが資源回収の対象で、フック部分が金属のものも回収できる
  • 目黒区: かける部分のみが金属製の製品でも可燃で回収可能
  • 市川市: 一部金属が付いていても、燃やすごみに出せる(ただしプラスチック製容器包装類では出せない)

大田区は逆の書き方をしています。「プラスチックだけでできているもの」を資源の「プラスチック」、「木・他材質を含むプラスチック製」を可燃ごみ、「針金製」を不燃ごみと、同じハンガーに3行を立てていました。

出し方の手順

  1. 素材を確かめる(プラスチックだけ・金属フック付き・針金・木)
  2. 針金ハンガーは、自分の自治体が金属資源側か燃えないごみ側かを確かめる
  3. プラスチック製は資源か燃やすごみが多数派。調布市のように燃やせないごみの自治体もあるので、辞典を引く
  4. クリーニング店で受け取ったものは店へ返せる場合がある(大阪市・目黒区)
  5. ハンガーラック・パイプハンガーは別の品目。多くの自治体で粗大ごみの申込みが要ります

やってはいけないこと

  • 針金ハンガーをプラスチック資源に混ぜること。横浜市は小さな金属類、川崎市は小物金属、品川区は陶器・ガラス・金属ごみと、別の日・別の袋で集めています
  • ハンガーラックをハンガーと同じ扱いで出すこと。茨木市は分解して30センチ未満になれば普通ごみとしていますが、そのままなら粗大ごみ(小型)です

サイズの境目の考え方は30cmルールにまとめています。区分は自治体で異なり、年度で改定されることもあるため、最終確認はお住まいの自治体公式で行ってください。

図解

一辺の長さで粗大ごみか判定する図一番長い辺が30センチを超えると粗大ごみになる自治体が多い一番長い辺30cmを超えると粗大ごみ30cm以下は不燃・可燃など(自治体による)
一番長い辺を測り、およそ30cmを超えると粗大ごみになる自治体が多い(基準は自治体で異なる)。出典 渋谷区・横浜市・大阪市ほか各自治体の粗大ごみ基準に基づく

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの21自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
渋谷区 素材・状態で分ける。木製は可燃ごみ、プラスチック製はプラスチック(資源)、金属製は不燃ごみ。令和4年7月からプラスチック製ハンガーは資源回収の対象で、フック部分が金属のものも回収できる。 出典の案内 2026-07-21 確認
横浜市 素材・状態で分ける。プラスチック製はプラスチック資源、金属製は小さな金属類へ。 出典の案内 2026-07-21 確認
大阪市 素材・状態で分ける。プラスチック製はプラスチック資源、金属製や複合品は普通ごみ。クリーニング店のハンガーはできるだけお店へ返すよう案内している。 出典の案内 2026-07-21 確認
茨木市 普通ごみ(素材の別なし)。ハンガーラック・パイプハンガーは粗大ごみ(小型)で、分解して30センチ未満になるものは普通ごみ、1メートル以上は粗大ごみ(大型)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
目黒区 素材・状態で分ける。ハンガー(針金)は燃やせないごみ、ハンガー(プラスチック製)と(木製)は燃やすごみ。かける部分のみが金属製の製品でも可燃で回収できる。クリーニング店で回収を行っている場合はクリーニング店へ。パイプハンガーは粗大ごみ(300円)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
甲府市 素材・状態で分ける。ハンガー(金属製以外)は燃えるごみ、ハンガー(金属製)は資源物。金属製のものは有価物・資源物へ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
京都市 素材・状態で分ける。本体部分が金属製で30センチ以下は小型金属、プラスチック製はプラスチック(割れて鋭利な場合は燃やすごみ)、それ以外の材質で鋭利なものは燃やすごみ。パイプハンガーは大型ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
立川市 素材・状態で分ける。ハンガー(プラスチック製)はプラスチック、ハンガー(金属が付いてるもの)は燃やせないごみ。角ハンガー(ピンチハンガー)も燃やせないごみ。パイプハンガーは粗大ごみ(2ポイント)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
越谷市 素材・状態で分ける。ハンガー(針金)は燃えないごみ、ハンガー(木製・プラスチック製)は燃えるごみ。ハンガーラックは粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
調布市 素材・状態で分ける。ハンガー(木)は燃やせるごみ、ハンガー(針金・プラスチック)は燃やせないごみ。コートハンガー・ハンガーラック・パイプハンガーは粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
福山市 素材・状態で分ける。ハンガー(木製・プラスチック製)は燃やせるごみで、金具を取り外せないものは不燃(破砕)ごみ。市のごみ分別辞典に金属製ハンガーの行はなく、「針金」が資源ごみの行にある。 出典の案内 2026-09-23 確認
熊本市 素材・状態で分ける。針金ハンガーとハンガー(金属製)は埋立ごみ、ハンガー(木製、プラスチック製)は燃やすごみ。埋立ごみは扇田環境センターへの持ち込みもできる。パイプハンガーは大型ごみ(有料)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
小田原市 燃せないごみ(素材の別なし)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
大田区 素材・状態で分ける。プラスチックだけでできているものはプラスチック、木や他材質を含むプラスチック製は可燃ごみ、針金製は不燃ごみ。角ハンガーは粗大ごみ(300円)だが、折りたたんだ状態で30センチ未満ならプラスチック製が可燃ごみ、ステンレス製等が不燃ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
川崎市 小物金属(辞典にあるのは「針金ハンガー」の行のみ)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
市川市 素材・状態で分ける。金属製は燃やさないごみ、プラスチック製・木製は燃やすごみ。一部金属が付いていても燃やすごみに出せるが、プラスチック製容器包装類では出せない。辞典は洗濯ばさみ・ピンチハンガーと同じ行にある。ハンガーラック・パイプハンガー・ポールハンガーは大型ごみ(520円)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
下関市 燃やせないごみ(素材の別なし)。ハンガースタンドは粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
品川区 素材・状態で分ける。ハンガー(金属製)は陶器・ガラス・金属ごみ、ハンガー(プラスチック製)は資源。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
郡山市 素材・状態で分ける。ハンガー(プラスチック製)は燃やしてよいごみ、針金ハンガー等金属部分が多いものは燃えないごみ。パイプハンガーは燃えないごみで、1メートル以上は粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
川口市 素材・状態で分ける。ハンガー(針金)は金属類、ハンガー(プラスチック製)は一般ごみ。ハンガーラックは粗大ごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認
大津市 素材・状態で分ける。ハンガー(木・プラスチック製)は燃やせるごみ、ハンガー(針金製)は燃やせないごみ。いずれも大津市指定ごみ袋に入れて出す。パイプハンガーは大型ごみ(戸別有料収集)。 分別辞典 自治体公式 2026-09-23 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

全国の主要都市での分別

ハンガーを、東京23区・政令指定都市・中核市の公式案内をもとに6市区でまとめました。 同じ品目でも自治体でこれだけ分かれます。詳しくは各自治体の公式案内でご確認ください。

ハンガーは、当サイトが自治体公式で確認した6市区のうち燃やさないごみが4市区、燃やすごみが1市区、資源・金属回収が1市区です(自治体ごとの表記を大分類に丸めた集計)。

ハンガーの分別区分ごとの市区数
区分(大分類) 市区数 おもな市区
燃やさないごみ 4市区 葛飾区・港区・千代田区・豊島区
燃やすごみ 1市区 中野区
資源・金属回収 1市区 足立区

自治体ごとの表記(「もえないごみ」「複雑ごみ」など)を当サイトが大分類に丸めた集計です。 元の表記と公式リンクは下の一覧に載せています。

この集計を引用するとき

出典を書けば引用して構いません。申請は要りません。

ゴミ辞典「ハンガーの捨て方」https://gomijiten.com/item/hanger/(閲覧日を記入)

割合や件数だけを抜き出すと母数が消えます。ハンガーの全国集計(母数: 6市区・ゴミ辞典調べ) のように母数を添えてください。

数字は自治体と年度で変わります。守ってほしいことは引用・二次利用についてにまとめました。

6市区の分別区分をひらく

東京23区(6)

葛飾区 金属製は燃やさないごみ/木製は燃やすごみ/プラスチック製は資源 出典
港区 不燃ごみ(木製は可燃ごみ/プラスチック製は資源・プラスチック) 出典
千代田区 燃やさないごみ 出典
足立区 すべてプラスチックでできているものはプラスチック回収 出典
中野区 木製は燃やすごみ/金属製は陶器・ガラス・金属ごみ 出典
豊島区 金属・陶器・ガラスごみ(おおむね30センチ未満) 出典

よくある質問

Qハンガーの分別は自治体によって違いますか?

ハンガーは、当サイトが自治体公式で確認した6市区のうち燃やさないごみが4市区、燃やすごみが1市区、資源・金属回収が1市区です(自治体ごとの表記を大分類に丸めた集計)。 最終的な区分はお住まいの自治体の公式案内でご確認ください。

Qハンガーは何ごみですか。

素材で分かれます。当サイトが一次出典で確認した21自治体のうち17が素材で行き先を変えていました。茨木市は素材を問わず普通ごみ、小田原市は燃せないごみ、下関市は燃やせないごみにまとめています。川崎市の分別辞典には「針金ハンガー」の行だけがあり、小物金属です。

Q針金ハンガーはどう出しますか。

二分されます。金属の資源として集めるのは横浜市(小さな金属類)・甲府市(資源物)・川崎市(小物金属)・品川区(陶器・ガラス・金属ごみ)・川口市(金属類)・京都市(小型金属・30センチ以下)の6市区で、福山市は「針金」を資源ごみの行に置いています。燃えないごみ側は渋谷区・目黒区・越谷市・調布市・立川市・市川市・大田区・大津市・郡山市・小田原市・下関市です。熊本市は埋立ごみ、大阪市と茨木市は普通ごみとしています。

Q金属フックが付いたプラスチックハンガーはどうしますか。

本体の素材で見る自治体があります。渋谷区は令和4年7月からプラスチック製ハンガーを資源回収の対象にしており、フック部分が金属のものも回収できるとしています。目黒区は「かける部分のみが金属製の製品でも可燃で回収可能」、市川市は「一部金属が付いていても、燃やすごみに出せます」と書いています。大田区は逆に、プラスチックだけでできているものだけを「プラスチック」とし、木や他材質を含むものは可燃ごみに分けています。

Qプラスチック製ハンガーを燃やせないごみにする自治体はありますか。

調布市がそうです。分別辞典は「ハンガー(木)」を燃やせるごみ、「ハンガー(針金・プラスチック)」を燃やせないごみとしており、プラスチックを針金と同じ行に置いています。多くの自治体はプラスチック製を燃やす側か資源側に置くので、ここだけ向きが違います。

Qハンガーラックやパイプハンガーも同じですか。

別の品目として粗大ごみに置く自治体が並びます。茨木市は粗大ごみ(小型)で分解して30センチ未満になれば普通ごみ、調布市・越谷市・川口市は粗大ごみ、京都市・熊本市・大津市は大型ごみ、市川市は大型ごみ520円(大型のものは1,050円)、立川市と目黒区と大田区は粗大ごみです。郡山市はパイプハンガーを燃えないごみとし、1メートル以上だけを粗大ごみにしています。

自治体ごとの一覧で見る

ハンガーを含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

同じ出し方になる品目

ハンガーと同じく、当サイトが確認した市区でいちばん多い区分が 燃やさないごみだった品目です。 同じ日にまとめて出せるかどうかは、お住まいの自治体の区分でご確認ください。

生活用品のほかの品目

出典