化粧品・美容

化粧品の捨て方

まず、捨て方の結論

化粧品は「中身」と「容器の素材」を分けて確認します。びん・プラスチック容器・スプレー缶で、自治体の扱いが異なります。

分別区分は自治体によって異なります。最終確認はお住まいの自治体の公式案内をご覧ください。

あなたの町では、どう出す?

化粧品について、掲載済みの自治体の案内を確認できます。

お住まいの自治体が見つからない場合は、自治体別ガイドから公式の分別一覧へ。未掲載は「捨てられない」という意味ではありません。

掲載自治体の比較表を見る ↓

区分
17自治体のうち11自治体が容器の素材で分ける。びんは不燃側や資源、プラスチック容器は容器包装プラスチックが中心
出す前の処理
中身を使い切る。残った液は新聞や古布に染み込ませる(名古屋市が明記)。容器は軽くすすぐ
注意
スプレー缶の化粧品は別区分。調布市は有害ごみ、小田原市はスプレー缶などの区分。中身を残したまま出さない
この記事の目次

化粧品は17自治体の品目一覧を引いたところ、11自治体が容器の素材で分けていました。この品目は二段階で考えます。中身をどうするか、容器をどこへ出すかです。

まず中身を使い切る

7自治体が中身の処理に触れています。名古屋市がいちばん具体的で、「中身は新聞や古布に染み込ませて可燃ごみ、びんは空きびんとして出します」。甲府市は「中身を使い切る」、熊本市は「中をすすぐ」、下関市は「汚れの落ちない」場合の扱い、福山市は「水で軽くゆすいで」としています。

化粧水や乳液が残ったびんは、資源として受けられません。びんの回収は洗って乾かしたものが前提です。

容器は素材で4方向に分かれる

びん — 大阪市は資源ごみ、熊本市は資源物、立川市・下関市・川口市・調布市はびん・缶の資源。一方で横浜市・甲府市・目黒区・越谷市・大津市は不燃側です。川崎市は普通ごみとしたうえで「厚紙に包みびんキケンなどと表示する」よう求めています。

プラスチック容器 — 甲府市・熊本市・下関市はプラスチック製容器包装、福山市は容器包装プラスチック(プラマークがあるもの)、大阪市・立川市・川口市はプラスチック資源です。

金属製 — 茨木市は化粧品容器(プラスチック製・金属製)をまとめて、立川市は化粧品容器(金属製)を別に扱います。大津市は化粧品容器(びん・金属製)を燃やせないごみです。

スプレー缶 — 調布市は有害ごみ、小田原市は「スプレー缶など」の区分。中身が残っていると発火します。

ファンデーションのケースのように混ざったもの

鏡が入ったコンパクトや、金具の付いたケースは、素材が混ざっています。品目一覧に個別の記載がない場合は、いちばん多い素材で判断するのが自治体の一般ルールです。判断がつかないときは清掃事務所に聞いてください。

出し方の手順

  1. 中身を使い切る。残った液は新聞や古布に染み込ませて可燃ごみへ
  2. 容器を軽くすすいで乾かす
  3. 容器の素材(びん・プラスチック・金属・スプレー缶)を確かめる
  4. 素材ごとに、自治体が指定する区分へ分けて出す
  5. スプレー缶は別区分。使い切ってから指定の日に出す

やってはいけないこと

中身が残ったびんを資源の回収に出さないでください。液が漏れると他のびんまで汚れ、資源になりません。スプレー缶を他の容器と同じ袋に入れることも避けてください。

自治体でどう変わるか

同じ品目でも、区分は自治体ごとに違います。確認済みの17自治体の扱いを並べます。

自治体ごとの区分と出し方の比較
横浜市 化粧品の容器(びん)は燃えないごみ、プラスチック製の容器やふたはプラスチック資源。口紅は容器と分離し、容器をプラスチック資源、金属製のものは小さな金属類、本体は燃やすごみへ。 出典の案内 2026-07-21 確認
大阪市 化粧品のびんは資源ごみ、化粧品の容器(プラスチック製)はプラスチック資源として出します。 出典の案内 2026-07-21 確認
名古屋市 中身は新聞や古布に染み込ませて可燃ごみ、びんは空きびんとして出します。 出典の案内 2026-07-21 確認
茨木市 素材・状態で分ける。化粧品容器(ガラス製)は缶・びん・ペットボトル、化粧品容器(プラスチック製・金属製)は普通ごみ。中身を空にして、軽く水洗いして出してください。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
目黒区 素材・状態で分ける。化粧品(容器がガラス製・金属製のもの)は燃やせないごみ、化粧品(容器がプラスチック製のもの)は燃やすごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
甲府市 素材・状態で分ける。化粧品のびんは燃えないごみ、化粧品のプラスチック容器はプラスチック製容器包装。中身を使いきる。汚れているもの、プラマークが付いていないものは燃えるごみへ。中をすすぐ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
立川市 素材・状態で分ける。化粧品のびんはびん、化粧品容器(プラスチック製)はプラスチック、化粧品容器(金属製)は燃やせないごみ。中身は使い切り、水で洗う。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
越谷市 素材・状態で分ける。化粧品の容器(ガラス製・金属製)は燃えないごみ、化粧品の容器(プラスチック製)は燃えるごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
調布市 素材・状態で分ける。化粧品の容器(スプレー缶)は有害ごみ、化粧品の容器(ビン)はビン、化粧品の容器(プラスチック)は容器包装プラスチック。中身を使い切って、穴を開けずに出してください。中を軽くゆすいでから出してください。プラスチック製のふたは「容器包装プラスチック」、金属製のふたは「燃やせないごみ」に出してください。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
福山市 化粧品容器(プラスチック製)は容器包装プラスチック。プラマークがあるもの、水で軽くゆすいで。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
熊本市 素材・状態で分ける。化粧品のびんは資源物、化粧品の容器(プラスチック製)はプラスチック製容器包装。中をすすいで出してください。軽くすすいで汚れを落としてください。汚れているものは燃やすごみです。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
小田原市 素材・状態で分ける。化粧品容器(スプレー缶)はスプレー缶など、化粧品容器(乳白色びん)は燃せないごみ、化粧品容器(びん)はびん類、化粧品容器(プラスチック製)はトレー類・プラ表示のあるもの。中のガスは使いきってください。洗ってから出してください 「乳白色のびん」は⑦燃せないごみ。洗ってから出してください。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
川崎市 化粧品の容器(びん)は普通ごみ。厚紙に包み「びんキケン」などと表示する。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
下関市 素材・状態で分ける。化粧品のびんはびん・缶、化粧品の容器(プラスチック製)はプラスチック製容器包装。汚れの取れない物は燃やせないごみ。汚れの取れない物は燃やせるごみ。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
品川区 陶器・ガラス・金属ごみ。なし。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
川口市 素材・状態で分ける。化粧品は一般ごみ、化粧品の容器(びん)はびん、化粧品の容器(プラスチック製)はプラスチック製容器包装。または一般ごみ。汚れが落ちない場合は一般ごみです。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認
大津市 素材・状態で分ける。化粧品容器(びん・金属製)は燃やせないごみ、化粧品容器(プラスチック製チューブ)は燃やせるごみ、化粧品容器(プラスチック製袋・カップ・ボトル)はプラスチック製容器包装。大津市指定ごみ袋に入れて出してください。汚れのとれないものは「燃やせるごみ」です。 分別辞典 自治体公式 2026-08-27 確認

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掲載していない自治体のきまりは、お住まいの自治体の公式案内をご覧ください。区分は年度で変わることがあります。

全国の主要都市での分別

化粧品を、東京23区・政令指定都市・中核市の公式案内をもとに6市区でまとめました。 同じ品目でも自治体でこれだけ分かれます。詳しくは各自治体の公式案内でご確認ください。

化粧品は、当サイトが自治体公式で確認した6市区のうち燃やさないごみが4市区、資源・金属回収が2市区です(自治体ごとの表記を大分類に丸めた集計)。

化粧品の分別区分ごとの市区数
区分(大分類) 市区数 おもな市区
燃やさないごみ 4市区 葛飾区・港区・千代田区・板橋区
資源・金属回収 2市区 文京区・宇都宮市

自治体ごとの表記(「もえないごみ」「複雑ごみ」など)を当サイトが大分類に丸めた集計です。 元の表記と公式リンクは下の一覧に載せています。

この集計を引用するとき

出典を書けば引用して構いません。申請は要りません。

ゴミ辞典「化粧品の捨て方」https://gomijiten.com/item/keshohin/(閲覧日を記入)

割合や件数だけを抜き出すと母数が消えます。化粧品の全国集計(母数: 6市区・ゴミ辞典調べ) のように母数を添えてください。

数字は自治体と年度で変わります。守ってほしいことは引用・二次利用についてにまとめました。

6市区の分別区分をひらく

東京23区(5)

葛飾区 燃やさないごみ(資源にはならない) 出典
港区 不燃ごみ(プラスチック製の容器は可燃ごみ) 出典
千代田区 燃やさないごみ 出典
板橋区 不燃ごみ(資源にはならない) 出典
文京区 資源 出典

中核市(1)

宇都宮市 びんは資源物のびん缶類(不燃ごみではない) 出典

よくある質問

Q化粧品の分別は自治体によって違いますか?

化粧品は、当サイトが自治体公式で確認した6市区のうち燃やさないごみが4市区、資源・金属回収が2市区です(自治体ごとの表記を大分類に丸めた集計)。 最終的な区分はお住まいの自治体の公式案内でご確認ください。

Q化粧品は何ごみですか。

容器の素材で決まります。17自治体のうち11自治体が素材で分けていました。びんは横浜市・甲府市・目黒区・越谷市・大津市が不燃側、大阪市・熊本市・立川市・川口市・下関市・調布市・茨木市が資源側です。プラスチック容器は容器包装プラスチックやプラスチック資源が中心です。

Q中身が残っています。

使い切ってから出してください。名古屋市は「中身は新聞や古布に染み込ませて可燃ごみ、びんは空きびんとして」と手順を書いています。甲府市・熊本市・下関市・福山市は中を使い切る、すすぐ、水で軽くゆすぐよう指示しています。横浜市は「口紅は容器と分離」としています。

Qスプレー缶の化粧品はどうしますか。

別の区分です。調布市は化粧品の容器(スプレー缶)を有害ごみ、小田原市は化粧品容器(スプレー缶)を「スプレー缶など」の区分としています。ヘアスプレーや制汗スプレーは、びんやプラスチック容器と同じ袋に入れないでください。

Qびんは資源に出せますか。

自治体で違います。大阪市は化粧品のびんを資源ごみ、熊本市は資源物、立川市・下関市・川口市・調布市はびん・缶の資源として集めます。一方で横浜市・甲府市・目黒区・越谷市・大津市は燃えないごみ・燃やせないごみです。川崎市は普通ごみとしたうえで「厚紙に包みびんキケンなどと表示する」よう求めています。

自治体ごとの一覧で見る

化粧品を含む、自治体ごとの品目別の分別一覧です。同じ自治体のほかの品目もまとめて確認できます。

同じ出し方になる品目

化粧品と同じく、当サイトが確認した市区でいちばん多い区分が 燃やさないごみだった品目です。 同じ日にまとめて出せるかどうかは、お住まいの自治体の区分でご確認ください。

化粧品・美容のほかの品目

出典